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【初心者必見】プログラミング学習におすすめのサイト5選!学習後にやるべきことも解説

この記事の監修者
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橋本 琢王
CIRANUI株式会社代表取締役 2015年にエンジニアとしてのキャリアをスタートし、制作会社のWEBディレクター、ヘルスケアスタートアップのWEBエンジニア、事業会社のプロジェクトマネージャー・プロダクトマネージャーなど様々なプロジェクトに参画。 プロジェクトマネージャー、WEBディレクター、WEBエンジニアとしてのキャリアを築く。 プロジェクトに参画しながら、2016年にフリーランスチーム「FIREWORKS」を立ち上げ、フリーランスで活躍するエンジニアやデザイナーと共に、WEBブランディング、WEB開発を行う。 2021年に個人事業主から法人化をしてCIRANUI株式会社代表取締役に就任。

ネットが発達し小学校でも必修科目となったことにより、今後ますます注目されると考えられるプログラミング。

今までプログラミングに興味のなかった社会人の方の中にも「プログラミング学習を始めたい」と考える人もいるのではないでしょうか。

しかし、いざプログラミングを学ぼうと思っても以下のような疑問を持つ人も少なくありません。

「プログラミングを始めたいけど何から手をつければいいか分からない」
「プログラミングを学ぶ方法にはどんなものがある?」
「プログラミング学習におすすめのサイトがあれば知りたい」

まったくプログラミングに触れたことのない初心者の方からすると、プログラミングを学ぶ方法も分からず不安ですよね。

そこで本記事では以下5つのテーマについて紹介します。

  • プログラミング学習サイトがおすすめな理由
  • プログラミング学習サイトで学ぶ注意点
  • プログラミング学習サイトの選び方
  • おすすめのプログラミング学習サイト5選
  • プログラミング学習後にやるべきこと

プログラミングの学習方法は様々ですが、本記事では手軽に始められて身につけやすい学習サイトの利用をおすすめします。

おすすめプログラミング学習サイトから、選び方や学ぶ際の注意点についても触れていますので、本記事を参考にぜひ自分に合ったものを選んでプログラミングを習得してください!

プログラミング学習サイトがおすすめな理由

プログラミングを学ぶには書籍・学習サイト・スクールなど様々なものがありますが、この中でも特に学習サイトがおすすめな理由はなんでしょう?

ここからは学習サイトを利用してプログラミングを学ぶべき理由について解説します。

自分のペースで学習できる

学習サイトではスクールなどのように受講期間は決まっていません。

その分自分で計画を練って学習を進めていく必要はありますが、仕事と並行して学習を始める人にとっては取り組みやすいといえるでしょう。

動画教材ならば通勤途中や仕事の休憩中などすきま時間を見つけて学習を進めていくことも可能です。

プログラミング学習では毎日コツコツ継続できることが重要なので、自分のペースで学習できる点はおすすめといえます。

学習ハードルが低い

プログラミング学習サイトで学ぶ際はハードルが低い点もおすすめな理由です。

初心者がプログラミングをはじめて最も挫折しやすい環境構築。

環境構築とは自分のパソコンでコーディングしていくための準備のことで、Progateなどの学習サイトでは環境構築なしでプログラミング学習を始められます。

実際にコーディングしていく際はコードエディタと呼ばれるツールをインストールしてコードを書いていく必要がありますが、学習サイトによってはブラウザ上で完結するため、プログラミングがどのようなものかを知るには十分といえるでしょう。

費用を抑えられる

スクールであれば安くても数万円、高いものでは50万円以上するものもありますが、プログラミング学習サイトであれば無料でも利用できるサービスが多いため学習費用を抑えることができます。

全てを無料で学ぶことはできませんが、各言語の基礎知識に当たる部分は無料で学べるため、プログラミング初心者にとってはプログラミングに触れやすいといえるでしょう。

いきなりスクールを受講するには数十万円と費用がかかってしまいますが、学習サイトを利用することでプログラミングが自分に合うかを確認してから始められる点はメリットといえます。

プログラミング学習サイトで学ぶ注意点

プログラミング学習サイトがおすすめな理由について解説してきましたが、学習を闇雲に進めても期待通りの結果を得ることは難しいです。

そこでここからは学習サイトで学ぶ際の注意点について解説します。以下で解説することを念頭におきながら学習を進めるようにしてください。

実務で通用するレベルまでは学習できない

プログラミング学習サイトは初心者がプログラミングに触れるにはもってこいですが、あくまでも初心者〜中級者までを対象にした基礎的な学習範囲であることに注意しておきましょう。

厳しいことをいうようですが、学習サイトで最後まで学習を終えられてもいきなり実践で通用はしません。

より実践的なスキルを身につけるためにはポートフォリオを作成して、いち早く実務をこなすことが一番です。

作成したポートフォリオを上手くアピールできれば、クラウドソーシングサイトで簡単な案件を受けることも可能ですので、ぜひ挑戦してみてください。

あくまでも学習サイトではプログラミングの基礎や学習方法について身につける感覚で取り組むようにしましょう。

継続が一番大切

プログラミング学習で一番重要といっても過言でないのが継続力です。

プログラミングは一夜漬けで身につくようなものではないため、毎日継続して手を動かすことが上達への近道です。

一般的にプログラミング習得からエンジニアの仕事を行えるレベルになるには約1000時間が必要と言われています。

この時間はあくまで目安ですが、毎日30分や1時間でもよいので毎日積み重ねていくことで成果に繋がるでしょう。

学習のモチベーションを保つためにもSNSなどを活用して学習過程を発信することで仲間を増やしていくのも効果的ですよ。

疑問点はすぐに質問する

プログラミング初心者にとって最もハードルが高いと思われるのが質問をすることです。

プログラミングをやっているとエラーが出ることは日常茶飯事。

エラーが起きたとき初心者の方は

「こんなことで質問して迷惑じゃないかな」
「質問するの恥ずかしいし自分で調べて解決しよう」

このように考えてしまう人も多いです。

確かに自己解決できるスキルは必要になりますが、それと同じくらい適切に質問するスキルもエンジニアには必須といえます。

質問するのに慣れておくためにも、疑問点やエラーが出たときはすぐに質問するように心がけましょう。

疑問点を積極的に質問するためにも、質疑応答ができる学習サイトを選ぶかMENTAなどのサービスに登録するようにしてみてくださいね。

MENTAではマンツーマンで現場のプロに質問することが可能ですので、学習初期から心強い味方になってもらえるでしょう。

プログラミング学習サイトの選び方

プログラミング学習サイトは様々な種類がありますので、質の悪いものや自分に合っていないものを選ばないためにも、選ぶ際に着目するべきポイントを3つ解説します。

以下を参考に自分に合う学習サイトを見つけることができればプログラミング習得がしやすくなるでしょう。

質問対応をしてくれるか

プログラミング学習サイトを選ぶ際に必ず確認しておいてもらいたいのが、質問や相談対応をしてくれるかです。

プログラミング学習をする上で切っても切り離せないのがエラーとの闘い。

プログラミングではエラーや不明点はたくさん出てくるため、その都度質問や相談ができるサイトがおすすめといえます。

分からないことがあるときに誰にも聞けないと挫折してしまう確率が高まりますので、プログラミング初心者ほど質問・相談サポートのついているサイトを選ぶのが重要になるでしょう。

エンジニアとして実務をこなしていく上でも質問力は大事になりますので、質問力を鍛えるためにも学習中から積極的に質問してくださいね。

目的に合った言語を学べるか

学習目的に合った言語を実際に学べるかを確認しておきましょう。

志望する企業や業界があるならそこで必要となる言語は決まっていますので、関係している言語を選ぶ必要があります。

とりあえずプログラミングを学びたいとしても、プログラミング言語によってできることに違いがある点には注意が必要です。

例えばWebアプリ開発がしたいならHTML・CSS・JavaScript・Rubyなどが利用され、AI開発ならPythonがよく使われるなど、選ぶ言語によって活躍できる分野が異なります。

Webエンジニアに人気の言語は以下の記事にまとまっていますので、一度目を通しておきましょう。

関連記事:Webエンジニアに必要な言語を徹底解説!必須のものから用途別におすすめな言語を大公開

学習サイトを比較検討する際には、プログラミングを学ぶ目的を再度見直してみるといいでしょう。

学習スタイルが適しているか

学習サイトによってもスライド・動画・ゲーム形式など学習スタイルが異なります。

スライドなどのテキスト形式は文字を見ながら学習でき、理解できないところを見直しやすいです。

反対に動画形式は解説がわかりやすく直感的に学べ、文章を読み慣れていない人でもスムーズに理解できるでしょう。

プログラミングは継続できることが特に重要ですので、自身が学びやすい方法を選択するようにしましょう。

ただ、どの学習スタイルでも重要なのが実際に手を動かしてコードを書くことです。

テキストや動画を見るだけでは、学習したつもりでも頭に内容が入ってないことも多いため、必ず実際に手を動かすことを意識してくださいね。

おすすめのプログラミング学習サイト5選

プログラミング学習サイトは非常に沢山の種類があり、初心者の方はどれを選べばいいか探すことも大変でしょう。

そこでここからは初心者からでもプログラミングを学びやすいおすすめのプログラミング学習サイト5つを紹介します。

Progate

progate

Progateはオンライン上でプログラミングをスライド形式で学べるサイトです。

初心者が最も躓きやすい環境構築が不要となっており、イラスト中心の分かりやすい解説と演習形式で学べるため、はじめてプログラミングを学びたい人にとっておすすめといえます。

全部で16種類のプログラミング言語をレベル別に学ぶことができるため、目的に合った学習ができるでしょう。

基礎の内容を楽しく学ぶことができるので、プログラミングに触れてコードへの苦手意識をなくす感覚で取り組んでみてはいかがでしょうか。

ドットインストール

ドットインストール

ドットインストールは動画形式で学べる学習サイトです。

1動画3分と短く、PCだけでなくスマホからでも動画を閲覧できるため、スキマ時間を活用してプログラミングを覚えたい人におすすめといえます。

動画時間が短いため復習もしやすいので、出先では動画視聴を行い、家では動画を見返しながら実際に手を動かして学ぶことで理解も深まりやすいでしょう。

教材数はレッスン数478、動画数7,179本と豊富で、ホームページの作成からデータ分析まで幅広い分野をカバーしています。

目的に合った言語も選びやすく、環境構築を整えるところからスタートするため、Progateよりも実践的な内容を学べるでしょう。

paizaラーニング

paizaラーニングは環境構築が不要で、1本3分で学べる動画形式になっているため、初心者でも気軽に始めることができます。

paizaラーニングはITエンジニア向けの就職・転職サービスを行っているpaiza株式会社が運営しているサービスの一つのため教材の質も高いといえます。

3分の動画で学習内容を理解して、練習問題で実際に手を動かしながらプログラミングを学ぶため、インプットとアウトプットを効率的に行える点はおすすめです。

スキルチェック機能というものがあり、コーディング能力を図ることができる点も特徴といえるでしょう。

ランクD~Sの5段階評価で結果が出て、スキルに見合った年収が提示されるなどゲーム感覚でも楽しめるため、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。

Udemy

Udemy

Udemyは第一線で活躍しているプロの講師への質問も可能な動画形式の学習サイトです。

動画は一括買い切りとなっているため講座終了後も何回でも見直すことができます。

有料動画サイトになっていますが、Udemyでは定期的に割引セールが実施されているため、お得にプログラミング学習が可能です。

Udemyは全体的に動画の質は高いですが、動画販売者によっても講座のクオリティが異なることもあるため、口コミや評価を確認しながらなるべく現役エンジニアが販売している動画を選ぶとよいでしょう。

デイトラ

デイトラは実践的なWeb制作やWebアプリケーション開発を学べるサイトです。

カリキュラムは全コース1日1題の学習ステップで進める形式となっており、学習期間が90日に設定されているのが特徴です。

現役で活躍するプロのメンターにいつでも質問ができ、購入したカリキュラムの閲覧期限は無制限となっているため不明点が出ても心配ありません。

Twitterでの評判も高く、受講後に案件獲得や転職を成功させている例もあるため、最初から実践的な内容を学びたい方におすすめといえるでしょう。

プログラミング基礎を学習後にやるべきこと

ここからはプログラミング学習サイトを利用して基礎を学び終わった後にやるべきことについて解説します。

学ぶ際の注意点でも触れましたが、学習サイトを利用しても実務で通用するレベルにはなっていないため、日々学習を継続することを大切にしましょう。

ポートフォリオサイトの作成

学習サイトで基礎を学んだ後は、自身の実力を確かめるためにもポートフォリオサイトを作成しましょう。

ポートフォリオとは自分のスキルや実績を分かりやすく伝える作品集のことで、エンジニア業界では個人開発したサービスそのものを指します。

自分の力で1から制作することでプログラミングスキルが上がり、エンジニア転職や仕事を獲得していく上でも有利に働きます。

未経験からプログラミングを学び、どこまでできるようになったかの証明にもなるため、必ず作成するようにしましょう。

ポートフォリオの作り方は以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:Webエンジニアならポートフォリオは必須!ポートフォリオの必要性から作り方まで詳しく解説

ポートフォリオを作成する際はソースコードをGitHub上に挙げて誰からでも確認できるようにしておいてくださいね。

転職エージェントへの登録

ポートフォリオの作成が完了したら、転職エージェントへ登録してみましょう。

転職エージェントへ登録するとエンジニア業界に詳しい担当アドバイザーが転職相談に乗ってくれ、求人探しから面接対策、更にはポートフォリオへのフィードバックなどの幅広いサポートを受けることができます。

未経験からの転職実績を持っているエージェントを利用することで転職活動において注意しておくべき点や、選考が通りやすくなるためにやるべきことなどを教えてもらうこともできるでしょう。

転職エージェントの利用は無料ですので、複数社に登録して転職事情について調査する習慣をつけておくことも重要です。

実績を積んでいく

転職エージェントへ登録して転職活動を進めるのと平行して取り組みたいのが実績作りです。

プログラミング学習サイトを利用した学習でも簡単なWebアプリケーションは作れるようになっていると思いますので、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトを利用して自分にできそうな簡単な案件を受注してみましょう。

始めは単価について高望みせず、何でも請け負い実績を作ることに注力することで、その後の仕事獲得や転職成功確率が高まります。

プログラミングは一朝一夕で身につくものではないからこそ、諦めずに継続することで高い報酬を得ることも可能です。

実績を作る過程で得られる知識や経験が成長の一番の糧になりますのでぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

まとめ

本記事ではこれからプログラミング学習を始める方に向けて、プログラミング学習サイトで学ぶことがおすすめな理由や学ぶ際の注意点、おすすめ学習サイトを解説してきました。

まったくプログラミングに触れてこなかった方にとっては、プログラミングを学ぼうと思っても何から手をつけていいかも分からない状態だと思いますが、学習サイトを利用することでプログラミングの基礎知識が身につきます。

学習サイトを利用してもいきなり実務で通用するレベルになることは難しい点に注意は必要ですが、基礎知識を身につけ簡単なWebアプリケーションは作れるようになるでしょう。

基礎が身につけばその後に転職や実績を作ることも可能ですので、本記事で紹介した学習サイトを参考に、毎日学習を継続してプログラミング習得に挑戦してみてください。

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