インターネットの発達した現代ではプログラミングの需要が高まっています。
今までプログラミングに触れてこなかった方の中にも、これからの時代についていくためにプログラミングを学んでみようと思う方も多いです。
しかし、いざプログラミングを学ぼうと思っても、社会人などのスクールに通う時間がない方や地方でそもそもスクールがない方などにとって、オンラインでプログラミングを習得できるか不安だと思います。
そこで本記事では大きく以下の5つのテーマについて解説します。
- 【結論】プログラミングはオンラインで習得できる
- オンラインで学ぶメリット・デメリット
- オンラインでのプログラミング学習方法
- おすすめのオンラインプログラミングスクール
- 効率的にプログラミングを身につける方法
未経験からでもオンラインでプログラミングを習得することは可能です。
その際にはスクールを利用することが一番の近道になりますので、おすすめのプログラミングスクールや選び方の注意点などについて解説します。
ぜひ本記事を参考にプログラミングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
【結論】プログラミングはオンラインで習得できる
はじめに結論ですが、プログラミングはオンライン学習でも習得することは十分に可能です。
直接対面で学ぶ方がすぐに疑問点を聞けて学びやすいのでは?と思われる方もいますが、現在はオンラインで学ぶ環境がかなり整っているためむしろオンラインの方が学びやすいといえるでしょう。
独学でも簡単なWebアプリなら作成できるようになりますし、現役エンジニアがメンターを勤めるスクールを活用すれば、より効率的に学ぶこともできます。
とはいえ、オンライン学習にも個人によっては合わない場合やメリット・デメリットなども存在しているため、しっかり調査してから学習を開始しましょう。
オンラインで学ぶメリット
ここからはオンラインでプログラミングを学ぶメリットを解説します。
オンライン学習だからこその特徴を理解して、効率的にプログラミング学習を行いましょう。
時間や場所を選ばず学習できる
オンライン学習最大のメリットは24時間どこでも学習ができる点です。
「仕事が忙しくてスクールに通う暇がない」
「周りにプログラミングを学べるスクールがない」
こんな悩みを抱えてプログラミング学習に踏み出せない人でも、オンラインでの学習なら問題ありません。
PCとWi-Fi環境さえあれば、自宅でもカフェでも学習したいタイミングでできることは嬉しいポイントといえます。
自分のペースで進められる
オンラインで学習する際は独学にしてもスクールにしても自分のペースで学習を進められる点がメリットといえます。
朝型の人もいれば夜型の人もいますし、コツコツ進めるタイプや一気に進めていくタイプなど人それぞれ学習スタイルは異なります。
オフライン学習では周りに合わせる必要があったり、講義の時間が決められてしまいますが、オンラインでは自分の好きな時間に学習を進められるため、仕事が忙しい方にとってもスキマ時間を見つけて学習しやすいでしょう。
オンラインで学ぶデメリット
オンライン学習のメリットについて解説してきましたがデメリットも存在します。
しっかりとメリット・デメリットを比較した上でプログラミング学習を始めることで、思っていたのと違ったと後悔する可能性が低くなりますのでしっかり理解しておきましょう。
端末・通信環境などを整える必要がある
オンラインで学習を始めるなら最低限PCとネット環境を整える必要があります。
プログラミングにはそこまで高スペックのPCを用意する必要はありませんが、いずれ仕事をしていくつもりならMacを選んでおくと安心です。
特にRubyやPHPなどのWeb系言語を扱うスクール内ではMacを使う前提でカリキュラムが進められていることも多いため注意しておきましょう。
またZoomやGoogle Meet などを使用して面談や相談をすることもあるため、Wi-Fi環境が必須といえます。
モチベーションの維持が難しい
オンラインで学ぶデメリット2つ目はモチベーションの維持が難しいことです。
プログラミングはエラーや疑問点が沢山出てくるため、そういったときに気軽に聞ける人がいないと学習へのモチベーションを保ちにくくなるでしょう。
しかし現在はオンラインで受講できるプログラミングスクールが数多くありますので、講師の方へ気軽に質問できたり、同じように学ぶ仲間がいることで刺激を受けてモチベーションを保ちやすく、挫折しにくくなるでしょう。
オンラインでのプログラミング学習方法
オンラインで学ぶメリット・デメリットについて解説してきましたが、実際にどのように学習を進めていけばいいか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこでここからはオンライン上でプログラミング学習を行う方法について紹介します。
学習サイト
オンラインでプログラミングを学ぶ方法1つ目は学習サイトを利用した独学です。
基礎の部分は無料でも学ぶことができ、テキスト・動画・ゲームなど様々な講義形式があるため自分に合った学習方法で学ぶことができます。
テキストベースでゲーム感覚で取り組みたい方はProgate、有料にはなりますが質の高い教材で学びたいならUdemyなどがおすすめです。
Progateでは初心者が最も躓きやすい環境構築不要でプログラミングを学べるため、まったくの初心者がプログラミングに触れて基礎を学ぶのに適しています。
Udemyではプロのエンジニアの方が作成した講義を受けられ、質問対応もしてくれるコースがあり教材の質が高いのが特徴です。
定期的にセールを実施しているので安価にプログラミングを学ぶことができるでしょう。
プログラミングスクール
オンラインでプログラミングを学ぶ方法2つ目はプログラミングスクールを利用することです。
効率よくプログラミングを習得したい方や、将来エンジニアとして働きたいと考えている方にとっては最もおすすめといえます。
スクールを利用すると10万円以上は受講料が掛かるため初めは高く感じるかもしれません。
しかし最近のスクールではキャリア相談やマンツーマン指導・転職支援など、サポートが充実しているため挫折せずに最短でプログラミングを学べます。
エンジニア転職が成功すれば大きく稼ぐことも可能ですので、ぜひ挑戦してみることをおすすめします。
オンラインで学ぶなら独学よりもスクールを選ぶべき
オンラインでプログラミングを学ぶ方法として学習サイトなどを使った独学も解説しましたが、初心者の方には圧倒的にスクール利用をおすすめします。
ここからはプログラミングスクールを選択するべき理由について解説していきます。
挫折しにくい
プログラミングスクールを選ぶべき理由の1つ目は挫折しにくいことです。
プログラミングは独学でも学ぶ事は可能ですが、1人ではエラーで詰まったときに解決できなかったり、モチベーションを保つことができずに挫折しやすくなってしまいます。
一方スクールを利用すると、疑問点などがあっても講師の方に気軽に質問できたり、同じように学ぶ仲間ができることで刺激を受けて学習を続けやすくなります。
プログラミング初心者が最初に当たる壁として「環境構築が上手くいかない」というものがありますが、1人だと中々解決できずに挫折してしまうことが多いです。
しかしスクールを利用することで講師の方に相談できるため解決できるでしょう。
プログラミングは継続すれば必ずできるようになりますので、挫折しないためにもスクールの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
質問スキルが身につく
プログラミングスクールを選ぶべき理由の2つ目は質問スキルが身につくことです。
プログラミングは学習中でも実務に入ってからも疑問点やエラーが出ることは当たり前です。
そういったときに適切に質問ができるようになることで、問題解決のスピードが上がり評価は高まっていきます。
実務に入ってから困らないためにも質問・相談サポートのついているスクールを選んで質問スキルを鍛えていきましょう。
オンラインプログラミングスクールの選び方
ここからはオンラインプログラミングスクールの選び方について解説します。
高い受講料を支払ってオンライン上で学ぶからこそ、失敗しないためにも以下の点を必ずチェックしておくようにしましょう。
実績があるか
プログラミングスクールを選ぶ際には必ず実績を確認するようにしましょう。
実績の高いスクールを選ぶということは信頼や安心感だけではなく、自分の目標達成を左右する重要なポイントでもあります。
プログラミングスクールの中には就職・転職サポートを行っているところも多くありますので、口コミや評価を参考にしながら、卒業生の就職実績やスクールのカリキュラムの質、サポート内容、評判の高さなど確認しておくべき指標を自分なりに持って検討するようにしてみてください。
自分の目的にマッチしているか
プログラミングスクールを選ぶ際には、自分の目的にあった言語やサポートを受けられるかを確認しておきましょう。
プログラミングを趣味として学ぶのか、それとも就職や転職のために学ぶのかによっても選び方は変わってきます。
プログラミング言語には沢山の種類があるため、職業としてプログラミングを扱うつもりなら志望する職種・業界で求められている言語を学べるスクールを選択する必要がある点に注意しておきましょう。
おすすめのオンラインプログラミングスクール
ここからはオンラインで学べるおすすめのプログラミングスクールを3つ厳選してご紹介します。
一見するとプログラミングスクールはどれも同じような特徴に見えますが、スクール独自の取り組みを行っていたり、サポート内容や教材の質にも違いがありますのでしっかりと比較検討するようにしてくださいね。
コードキャンプ
コードキャンプ(CodeCamp)は現役エンジニアのみを採用しており、マンツーマンで本格的な指導をしてもらえるプログラミングスクールです。
コースはいくつか用意されていますが、特におすすめなのは「エンジニア転職コース」です。
エンジニア転職コースを修了することで、スキルの証明に効果的なオープンバッチを発行してもらえるため転職を有利に進められるでしょう。
オープンバッチとは知識・スキル・経験の証明として国際標準規格に則って発行されるデジタル証明書です。
コースによって学べる内容や特徴が異なりますので、自分のスクールを選ぶ基準に則って検討してみてくださいね。
RUNTEQ
RUNTEQは開発現場で通用するレベルまで学べるノウハウが詰め込まれた、Webエンジニアを目指す方向けのプログラミングスクールです。
RUNTEQではWebエンジニアとして仕事をしていく上で必要なスキル・自走力の他に職種特有の考え方についても教えてくれます。
またRUNTEQではカリキュラムが非常に充実しており、受講期間最大9ヶ月・約1000時間の圧倒的な学習量を誇っているため他スクールと比較しても比べ物にならないくらいのエンジニア力を身につけることが可能です。
Web系企業で働きたいと考えている方はぜひ登録してみてくださいね。
DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPは転職を考える20代におすすめのプログラミングスクールです。
30歳未満は転職保証を受けられ、カリキュラム内でオリジナルの成果物を作れるため転職を有利に進められるでしょう。
卒業後1年まで就職・転職サポートが受け続けられる点もポイントです。
サポート体制が十分に整っているので学習や転職に関する不安を考えずに学習に集中できるため効率的に学ぶことができます。
無料カウンセリングも行っているので、興味のある方はまずカウンセラーの方に色々な疑問点を聞いてみてはいかがでしょうか。
プログラミングスクールを選ぶ際の注意点
おすすめのプログラミングスクールを紹介してきましたが、本記事で紹介した以外にも沢山の種類のスクールがあります。
ここからはプログラミングスクールを選ぶ際に共通する注意点について解説します。
高い受講料を支払って後悔しないためにも、スクールを検討する段階で次のことを頭に入れて選ぶようにしてください。
目的に合う言語を学べるか
プログラミングスクールによっても学べる言語や、サポートの充実度が異なる場合があります。
プログラミング言語は学ぶものによって作れるものが変わってくるため、スクールを選ぶ際には必ず学ぶ言語を決めてからにしましょう。
Web開発を行うなら「HTML/CSS/JavaScript/Ruby」、スマホアプリの開発なら「Swift/Kotlin」、AI・データ分析なら「Python/R」というように、業界によって扱う言語はまったく異なりますので注意しましょう。
講師の実績があるか
プログラミングスクールを選ぶ際は講師の実績について確認しておくようにしましょう。
中には講師未経験のアルバイトを雇っているケースもあるので、質の高い教育を受けるためにもなるべく現役エンジニアが講師をしているスクールを選ぶとよいでしょう。
スクールを選ぶ利点は教材だけでは学べないエンジニアの実務を行っていく上でのアドバイスや経験を聞けることだと思うので、担当講師と面談ができるかも重要になってきます。
無料体験や無料相談を行えるスクールもありますので、講師の方の雰囲気や相性を確認してから入るなども検討しましょう。
サポート体制が充実しているか
独学ではなくプログラミングスクールを選ぶからには、スクールを最大限に活用することが大切です。
そこで重要になってくるのがサポート体制の充実度です。特に疑問点やエラーが出た際にすぐ解決できるよう、質問対応時間が長くてレスポンスが早いスクールを選びましょう。
プログラミングはエラーが発生して思うように動作しないことは日常茶飯事で起こります。
そんなときに質問してレスポンスが遅いとせっかくオンラインで学習しているメリットが活かせません。
質問対応についてはチャット・ビデオ通話どちらも対応していると更に良いといえるでしょう。
また、学習後に即転職を考えているなら学習中だけのサポートだけでなく、その後のサポートがついているかも確認しておくことが重要です。
スクールによっては転職保証などが付いているものもありますので、自分の目的と照らし合わせてサポート体制を確認してみてくださいね。
効率的にプログラミングを身につける方法
プログラミングは正しく学習を継続すれば未経験からでも就職・転職が可能です。
しかし闇雲に始めてもモチベーションを維持できずに挫折する人も多いので注意しておく必要があります。
そこでここからはプログラミングを効率的に身につけるための方法について解説します。
ぜひここで紹介したことを念頭においてプログラミング学習を始めてみてくださいね。
学習後の目標を明確にする
まずはプログラミングを学んだ後の目標を明確にしておきましょう。
プログラミングに限らずですが、学習の達成や仕事で成果を出すためには明確な目標設定が重要です。
プログラミングを学んで転職するのか、それとも自分でサービス開発をして独立するのかといった目標を明確にすることで挫折しそうになったときも踏みとどまることができます。
適切な目標設定ができれば計画的に学習を進められ、モチベーションを維持して効率的にプログラミングを身につけられるでしょう。
学習の環境を整える
プログラミング学習における環境とは、学習期間と毎日の学習時間を設定して継続できる環境を整えることです。
「半年以内に転職を成功させる」「毎日30分でいいからやる」「仕事から帰宅したらとりあえず机に向かう」このように決めて毎日継続することがプログラミング習得には重要です。
プログラミングを挫折しないような仕組みづくりを意識してみてください。
プログラミングの基礎を独学で学ぶ
これまでプログラミングスクールの利用をおすすめしてきましたが、スクール入会前にまずはProgateなどの学習サイトを利用して基礎を学ぶのがおすすめです。
プログラミングは一朝一夕で身につくものではなく、反復することで徐々にできるようになっていきます。
スクールでは期間を決められているものも多いため、効率よくプログラミングを習得するためにもまずは基礎は独学で学ぶようにしてみてください。
まとめ
本記事ではこれからプログラミングを学びたい未経験者の方に向けて、オンライン学習方法とおすすめプログラミングスクールについて解説しました。
プログラミングに触れてない人からするとオンラインで本当に学べるのか不安だと思いますが、現在はプログラミングを学ぶ環境が整っておりオンライン学習で十分に転職まで可能です。
学習サイトとオンラインスクールを併用することで効率的にプログラミングを習得できるでしょう。
スクールは数多くの種類がありますのでメリット・デメリットをしっかり抑え、本記事で紹介した注意点や選び方を参考に検討してみてくださいね。
これから益々需要が高まると予想されるプログラミングを学ぶことで、キャリアの選択肢が大幅に増えていきますので本記事を参考にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。