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Webマーケティング業界

【未経験者必見】Webマーケティング業界はやめとけと言われる6つの理由

この記事の監修者
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橋本 琢王
CIRANUI株式会社代表取締役 2015年にエンジニアとしてのキャリアをスタートし、制作会社のWEBディレクター、ヘルスケアスタートアップのWEBエンジニア、事業会社のプロジェクトマネージャー・プロダクトマネージャーなど様々なプロジェクトに参画。 プロジェクトマネージャー、WEBディレクター、WEBエンジニアとしてのキャリアを築く。 プロジェクトに参画しながら、2016年にフリーランスチーム「FIREWORKS」を立ち上げ、フリーランスで活躍するエンジニアやデザイナーと共に、WEBブランディング、WEB開発を行う。 2021年に個人事業主から法人化をしてCIRANUI株式会社代表取締役に就任。

本記事は「ネットでWebマーケティングと検索すると、”やめとけ”・”辛い”といった言葉が出てきて不安」「Webマーケターは向いていないかも」といったお悩みを解決する内容になっています。

Web広告による販促活動やSNSを使った集客をする企業が増え、注目を浴びているWebマーケティング。

一方で、「Webマーケティング業界はやめとけ」といった意見をよく耳にするようになりました。なぜネガティブな言葉がネット上に存在しているのでしょうか?

本記事では大きく分けて3つのテーマについて解説していきます。

最後まで読めば「Webマーケティング業界はやめとけ」と言われる理由が判明し、あなたにWebマーケターの適性があるか否かが分かります。

Webマーケティング業界はやめとけと言われる6つの理由

理由_12

なぜ「Webマーケティング やめとけ」といったネガティブな言葉が拡散しているのでしょうか?ここでは下記6つの理由について解説します。

  • 残業が多い
  • 常に結果が求められる
  • 地味な作業が多い
  • 求められるスキルレベルが高い
  • トレンドの移り変わりが激しい
  • 会社員は給与が上がりにくい

残業が多い

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企業や案件によりますが、Webマーケティング業界は残業が多い傾向にあります。

なぜなら、マーケティング施策をひとつ行うだけでも戦略企画や資料作成、クライアントとの打ち合わせ、データ分析など複数のタスクが発生するからです。

また、下記のデータから分かるように、80%以上の企業がマーケター不足を実感しています。つまり、人材不足によって一人当たりの作業量が多くなり、残業が増えてしまうのが現状です。

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参考:重要度が高まるアフターコロナのデジタルマーケティング、9割の組織が抱くマーケター育成の課題とは?~マーケティング教育についてのアンケート結果まとめ~

「残業せずに定時退社したい」とお考えなら、Webマーケティング業界は厳しいと言えます。

常に結果が求められる

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Webマーケティングの仕事は、成果が数値化されます。

たとえば「リスティング広告経由での購入数」「SEO施策による検索順位がどのくらい上がったか」「SNS広告のクリック数」といった施策の成果がすべて数値として表れます。

つまり、成果が一目瞭然だからこそ、クライアントの期待に応えた結果(数値)を出さなければいけません。

悪い成果が続くとクライアントからの信用を失ったり、契約を切られたりする可能性も出てきます。

常に結果を出さなければいけない仕事にやりがいを感じる人がいる一方で、プレッシャーに耐えられないと思う人も少なくないのです。

地味な作業が多い

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Webマーケターの仕事は地味で泥臭い作業が大半を占めます。

一例を挙げると「Googleアナリティクスツールを駆使したデータ分析」「データ分析結果を資料にまとめる」「Web広告の文章を一部変更する」「リスティング広告のキーワード選定」といった地味な作業の積み重ねです。

華やかでアクティブなイメージを持ってWebマーケティング業界に足を踏み入れてしまうと、大きなギャップを感じて早期離職の原因にも繋がりかねません。

ですので「Webマーケティングは地味な仕事が多い」ことを念頭に置いておきましょう。

求められるスキルレベルが高い

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Webマーケターに求められるスキルレベルは高く、必要なスキルも多くなります。

Webマーケティング全般の知識はもちろん、データ分析力や提案力、人の行動心理を読み解く力、コミュニケーション能力などが必要です。

また、Webマーケティング業界は流行り廃りの激しい業界なので、最新トレンドを得るための情報収集力も欠かせません。

そのため、成長意欲がない人にとってWebマーケティング業界はきつく感じるでしょう。

トレンドの移り変わりが激しい

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トレンドの移り変わりが激しいWebマーケティング業界。

たとえば、ショート動画(60秒前後の動画)やインフルエンサーマーケティングの浸透といったWebマーケティング施策に関わるサービスや考え方は日々進化しています。

インフルエンサーマーケティングとは、YouTubeやInstagramといったSNSで影響力を持つインフルエンサーにサービスを紹介してもらい、サービスの認知拡大を図る手法です。

新しいトレンドがどんどん出てくるということは、以前の施策や考え方が通用しなくなる可能性が出てくると言い換えられます。

時代に合ったマーケティング手法を施さないと十分な成果が得られないため、常にアンテナを張ってトレンドを追い続けなければなりません。

会社員は給与が上がりにくい

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Webマーケティングは求められるスキルも多く、企業の売上に直結する重要な業務です。

しかし、会社員の給料は固定制なので、どんなに難しい仕事をこなしてもなかなか収入は増えません。

マーケティング関連の平均年収は約499万円、日本の平均年収約433万円と比較すると高い傾向にありますが、「大変な仕事だけど給料が安い」と感じてしまう人も少なくありません。

参考:求人ボックス(2022年6月2日時点)

参考:令和2年分民間給与実態統計調査

あくまでも給与が上がりにくいのは会社員の場合です。

後ほど詳しく解説しますが、フリーランスとして独立すれば、会社員よりも高収入を得られる可能性が高くなります。

Webマーケティングが向いていない人

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どの職業にも向き・不向きがありますが、Webマーケティングが向いていない人は一体どんな特徴を持っているのでしょうか?ここでは下記4つについて解説します。

  • デスクワークが苦手
  • 最新技術やトレンドに興味がない
  • 人に興味が持てない
  • 企業に安定性を求める

デスクワークが苦手

Webマーケターはデータ分析するためにパソコンとにらめっこしたり、企画資料を作ったりと、デスクで仕事する機会が多い職種です。

日によっては長時間座りっぱなしで作業する日もあります。

ですので、デスクワークが苦手だとWebマーケターの仕事がつらく感じるでしょう。

最新技術やトレンドに興味がない

Webマーケティング業界の技術やトレンドは目まぐるしく変化します。

数ヶ月前まで主流だった手法や考え方が「古い」と言われることも珍しくありません。

ですので、昔の知識や技術ばかりにこだわって最新技術やトレンドを追い求められないと、Webマーケティング業界で活躍するのは難しくなります。

人に興味が持てない

人の行動心理を考え抜く力はWebマーケターにとって必要不可欠です。

「ユーザーが求めている情報やサービスは何か?」「Web広告のクリック率が著しく低い理由は?」といったユーザーの心理を予測し、適切なマーケティング施策を打つ必要があります。

ですので、人に興味がないとどんな施策を打てばいいか分からず、成果が出せないWebマーケターになってしまいます。

成長意欲がない

何度もお伝えしていますがWebマーケティング業界は変化が激しいため、成長意欲がないと新しい技術についていけず、Webマーケターの仕事に嫌気が差してしまうかもしれません。

また、実施したマーケティング施策がすべてうまくいくとは限りません。

失敗を糧に出来ず「もうダメだ」とすぐに諦めて、成長の機会を自ら損失する人もWebマーケターには向いていません。

企業に安定性を求める

Webマーケティングの企業は、ベンチャーやスタートアップ企業が大半を占めています。

そのため、「定年まで安定した企業で働きたい」と考えているならWebマーケティング業界は向いていません。

反対に「スキルを磨いてどこでも活躍できるWebマーケターになる」くらいの熱意を持っているならWebマーケターの適性があると言えるでしょう。

Webマーケティングが向いている人

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Webマーケティングに向いていない人の特徴を紹介しましたが、反対にどんな特徴を持っている人なら向いているのでしょうか?ここでは下記4つについて解説します。

  • プレッシャーを楽しめる
  • データ分析が得意
  • 自ら情報収集ができる
  • 論理的思考力がある

プレッシャーを楽しめる

Webマーケターの仕事の本質は企業の売上を伸ばすことです。

マーケティング施策の成果は全て数字で結果が出ます。あまり良い成果が出せないとクライアントから責められたり、大きな損失に繋がったりと、辛い経験をすることもあるかもしれません。

常に結果を出さなければいけないプレッシャーを楽しみ、前向きに業務に取り組めるならWebマーケターに向いています。

データ分析が得意

Webマーケティングは「施策実行→データ分析→分析結果をもとに改善案を実行→データ分析」の繰り返しです。

「データ分析結果から新しい答えを導き出したい」「数字が好き・得意」といったデータ分析や数字に苦手意識がないなら、Webマーケティングの仕事に挑戦してみる価値は十分にあります。

自ら情報収集ができる

Webマーケティング業界では次々と新しい手法やサービスが登場します。

また、クライアントが属する業界ニーズや市場動向を把握し、適切なマーケティング手法を実施しなければなりません。

そのためにも、自ら情報収集する姿勢が重要です。

また、トレンドとなり得るサービスを予測して積極的に情報収集を行い、「今年トレンドの〇〇分野のスペシャリスト」にあなたがなれれば、Webマーケターとしての市場価値が高まります。

論理的思考力がある

Webマーケティングでは論理的思考力が求められます。

「なんとなく」「よく使われているマーケティング手法だから」といった理由でマーケティング施策を打っても、期待通りの成果は得られません。

ターゲットユーザーに合った戦略を立てるためにも、分析したデータをもとに「根拠のある」施策を考える力はWebマーケターにとって必須です。

Webマーケティング職の年収を働き方別でご紹介!

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Webマーケティング職は会社員よりも、フリーランスのほうが稼ぎやすい傾向にあります。ここでは会社員とフリーランスの年収事情について、客観的なデータを交えながら紹介します。

会社員の場合

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求人ボックスによると、マーケティング関連の平均年収は499万円です。

全体の給与幅は357〜1,053万円と幅広く、年収額が増えるに連れてグラフの伸びが低下しています。

つまり、ボリュームゾーン(436〜524万円)以上の額を稼ぐのは難しいことが分かります。

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参考:求人ボックス(2022年6月2日時点)

参考:令和2年分民間給与実態統計調査

ですので、会社員として年収1,000万円以上狙うのは相当厳しいです。Webマーケターとしてどんどん収入を増やしていくには、フリーランスとして活動することをおすすめします。

フリーランスの場合

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ITフリーランスに特化した求人を掲載しているModisによると、Webマーケティングの月額平均単価は704,500円で年収に換算すると約850万円です。

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参考:modis(2022年6月20日時点)

他にもModisに掲載されている求人を見てみると、月収100万を超える案件も多数あります。年収だと1,200万円以上稼げることになります。

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案件をこなせばこなすほど収入を増やせるのは、フリーランスの大きなメリットです。

最初から高単価案件を獲得するのは難しいかもしれませんが、あなたのスキルと実績次第で高収入が得られやすくなるでしょう。

業界未経験からフリーランスはやめとけ

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もし、この記事を読んでいるあなたが未経験からフリーランスのWebマーケターを目指しているなら、少し立ち止まってみてください。

未経験からフリーランスになること自体は可能ですが、相当厳しい道のりになります。

なぜなら、Webマーケティング業界はスキルと実績が求められるからです。

単価の安い案件なら獲得できるかもしれませんが、やはり現場経験のない未経験者は思うように案件が取れません。

営業がうまくいかないと収入に結びつかないのはもちろん、精神的にも疲れてしまう可能性が出てきます。

未経験者は次項の「未経験からWebマーケターへ転職する方法」でお伝えする内容を参考にし、実務で使える知識を学んで現場経験を積んでからフリーランスに挑戦してみてください。

未経験からWebマーケターへ転職する方法

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未経験者がフリーランスにいきなり挑戦するのは難しいとお伝えしました。

では、未経験者はどのようにしてWebマーケターに転職すれば良いのでしょうか?

下記3つの方法について詳しく紹介するので参考にしてみてください。

  • 未経験歓迎の企業に挑戦してみる
  • Webマーケティングスクールに通う
  • 転職エージェントを利用する

未経験歓迎の企業に挑戦してみる

Webマーケターは人材不足が深刻化しています。

そのため、社内でWebマーケターを育成する企業も少なくありません。

未経験者はまず、「未経験歓迎」とうたっている企業に挑戦してみてください。

実際の現場で働くことで、仕事の進め方や緊急時の対処法といった独学では得られない経験が数多く積めます。

1点注意してほしいのが、何も準備しない状態で転職に挑むのは控えてください。

もし、あなたが採用面接者の立場だったら「独学でWebマーケティングを学んだ人」「Webマーケティングの勉強は一切していない人」どちらを採用したいですか?

大多数の人は未経験でも意欲があり、いずれは企業の即戦力となり得る後者を選ぶかと思います。

転職前にWebマーケティングの勉強をしたり、ブログ運営を通してSEOや広告運用を学んだりと、スキルを磨いておきましょう。

Webマーケティングスクールに通う

「いきなり転職に挑戦するのは不安」「実践スキルを身につけてから転職したい」とお考えならWebマーケティングスクールの利用を検討してみてください。

スクールならWebマーケティング全般の知識はもちろん、現場で実際に使えるスキルや応用力が身につきます。

スクール独自のカリキュラムや、プロ講師に質問できる環境が用意されているので、独学に自信がないあなたにおすすめです。

また、スクールによっては求人紹介から入社後のフォローまで、トータルで転職支援を行なっている場合もあります。

デジプロマケキャンといったマーケティングに特化したスクールは多数あるので、あなたの希望にあったスクールを探してみてはいかがでしょうか。

転職エージェントを利用する

採用担当者に提示できる実績(例:ブログやSNS運営)やWebマーケティングの知識が既にあるなら、転職エージェントに相談しに行ってみましょう。

エージェントしか持っていない非公開求人や、あなたの条件にあった求人を紹介してくれます。

また、エージェントは企業の内部事情を知っている場合が多く、社内の雰囲気や残業時間といったネット上では分からない情報を教えてくれるので、企業選定や面接対策に役立ちます。

ワークポートリクルートエージェントといった転職エージェントを活用し、効率よく転職活動を進めてみてください。

Webマーケティング業界の将来性と需要

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Webマーケティング業界は将来性が高く、今後も需要が増え続けると予測されています。

まずはWebマーケティング施策でよく使われている、インターネット広告とSNSマーケティングに関するグラフをご覧ください。

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参考:2019年日本の広告費

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参考:【市場動向調査】2020年のソーシャルメディアマーケティング市場は5,519億円、前年比107%の見通し。2025年には2020年比約2倍、1兆1,171億円規模に。

インターネット広告費もSNSマーケティング市場も年々、右肩上がりで成長しています。

企業がビジネスする上で、マーケティングに力を入れていることが分かります。

次は、EC(電子商取引)市場規模のグラフです。

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参考:電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました

2019年には19.3億円に達し、年々EC市場に参入している企業も増えており市場内の競争も激化しています。

他者と差別化を行い、ECサイトの売上拡大を目指すWebマーケティング施策は必須です。つまり、Webマーケティング施策を打てる人材を必要としている企業が増えていると言い換えられます。

以上のデータからWebマーケティング業界は今後も成長を続け、Webマーケターの需要も上がっていくでしょう。

まとめ

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「Webマーケティング業界はやめとけ」と言われる理由、向いている人と向いていない人の特徴について紹介しました。

どの業界でも向き不向きはあります。ネット上で「やめとけ」「辛い」と言われているから、Webマーケティング業界に挑戦しないのは非常にもったいない選択です。

Webマーケティング業界は将来性も高く、経験を積めば収入を伸ばせる可能性が大いにあります。

また、マーケティング全般の知識はどの業界でも役に立つので、学んだことや経験が無駄になることはありません。

もし、今回紹介した「Webマーケティングに向いている人」の特徴に2,3つでも当てはまる項目があればWebマーケターに挑戦してみてはいかがでしょうか。