フローティングバナー

SEOはキーワード選定ですべてが決まる|キーワードの選定方法と注意点を徹底解説

この記事の監修者
5789
橋本 琢王
CIRANUI株式会社代表取締役 2015年にエンジニアとしてのキャリアをスタートし、制作会社のWEBディレクター、ヘルスケアスタートアップのWEBエンジニア、事業会社のプロジェクトマネージャー・プロダクトマネージャーなど様々なプロジェクトに参画。 プロジェクトマネージャー、WEBディレクター、WEBエンジニアとしてのキャリアを築く。 プロジェクトに参画しながら、2016年にフリーランスチーム「FIREWORKS」を立ち上げ、フリーランスで活躍するエンジニアやデザイナーと共に、WEBブランディング、WEB開発を行う。 2021年に個人事業主から法人化をしてCIRANUI株式会社代表取締役に就任。

SEO対策においてキーワードの選定は欠かせない要素の1つです。

しかし、キーワードの選定に関して以下のような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?

「SEO対策に有効なキーワードの選定方法がわからない」
「効率的にキーワードを選定する方法はないの?」

どれだけ丁寧にコンテンツを作成しても、ユーザーに届かなければ意味がありません。

ユーザーに読んでもらうためにはSEO対策が必須です。

本記事では、SEOキーワードの選定方法と注意点を徹底解説します。

さらに、効率的なキーワード選定に役立つおすすめのツールも紹介します。

適切にキーワード選定し、SEOに強いコンテンツを作成したい人は、ぜひ参考にしてください。

SEOキーワードはなぜ重要なのか?

SEO対策においてキーワードが重要な理由は、検索エンジンで上位表示されるための鍵を握っているからです。

そもそもキーワードとは、ユーザーが検索エンジンに入力する言葉のことです。ユーザーは何かしらの疑問や悩みを解決するためにインターネットで検索します。

そのため、キーワードからユーザーにどのようなニーズがあるのか予測することが可能です。

その疑問や悩みを解決できるコンテンツは高品質であると検索エンジンに評価され、検索結果の上位に表示されます。

また、ユーザーが検索するとき、たいていは検索結果の上位を見て終わります。

検索結果の2ページ目以降に目を通すことはなかなかありません。

多くのユーザーにコンテンツを見てもらうためには、キーワードを適切に選定し検索結果の上位に表示されることが大切です。

SEOキーワードを選定する手順

それでは、ユーザーのニーズを満たして検索結果の上位に表示されるためにはどのようにすればよいのでしょうか。

SEO対策におけるキーワードの選定手順を説明します。

  1. サイトのコンセプトを明確にする
  2. 軸となるキーワードを選定する
  3. 軸となるキーワードと関連するキーワードを網羅的に洗い出す
  4. 検索意図が重複しているものをカテゴライズする
  5. サイトの目的達成ができるキーワードを選定する

サイトのコンセプトを明確にする

まず、サイトのコンセプトを明確にします。

サイトのコンセプトとは、サイトを通じてどのようなユーザーに何を伝えたいか、ということです。

コンセプトが決まっていないとコンテンツの方向性がバラバラになり、ユーザーからの信頼が得られません。

コンセプトを明確にすることで、ユーザーに対して効果的に訴求することができるのです。

サイトのコンセプトは、「5W1H」に沿って設定しましょう。

ここでいう「5W1H」とは、以下の通りです。

5W1H 内容 具体例
What(何を) サイトでユーザーが何をできるか エクササイズの方法がわかる
Why(意義) サイトがユーザーに対してどのような価値を与えられるか 気軽にエクササイズの方法を調べることができる
Who(誰が) どのようなユーザーがサイトを利用するか 20〜30代女性
When(いつ) ユーザーがいつサイトを訪問するか 夕食後
Where(どこで) ユーザーがどのような場所でサイトを訪問するか 自宅
How(どのように) ユーザーがどのような経路でサイトを訪問するか 検索エンジン

Youtube

「5W1H」に当てはめてターゲットや目的を整理することで、具体的にコンセプトを設定することができます。

軸となるキーワードを選定する

次に、軸となるキーワードを選定します。

軸となるキーワードは、先ほど決めたサイトのコンセプトに関連する言葉を選びましょう。

また、疑問や悩みを持ったユーザーがどのようなキーワードで検索するかを考えて選ぶのが有効です。

例えば、エクササイズ情報のサイトの場合、軸となるキーワードは「エクササイズ」になります。

このとき検索ボリュームが大きいキーワードを選ぶのがおすすめです。

この後の工程で軸となるキーワードから派生させて関連する言葉を洗い出すため、検索ボリュームが多いほうがたくさんのキーワードを見つけられます。

ただし、抽象的すぎるキーワードは避けましょう。

エクササイズ情報のサイトの場合、軸となるキーワードを「運動」としてしまうと定義が広すぎて方向性が見えづらくなってしまいます。

軸となるキーワードと関連するキーワードを網羅的に洗い出す

軸となるキーワードが決まったら、それに関連するキーワードを網羅的に洗い出しましょう。

これはユーザーの疑問や悩みにつながるキーワードです。

軸となるキーワードが「エクササイズ」の場合、以下の関連キーワードが挙げられます。

  • エクササイズ 自宅
  • エクササイズ 動画
  • エクササイズ 器具

関連するキーワードを洗い出す方法は、大きく分けて2つあります。

1つ目は、ツールを使う方法です。

後述するキーワードプランナーやAhrefsといったツールを使用すれば、大量の関連キーワードを調べることができます。

2つ目は、自分でキーワードを探す方法です。

競合サイトやSNSの投稿などから関連するキーワードを探します。

ツールを使う方法に比べると時間がかかりますが、ツールでは見つからなかった意外なキーワードを見つけられる可能性があるのはメリットです。

上記の2つの方法で、できるだけたくさんの関連キーワードを集めましょう。

検索意図が重複しているものをカテゴライズする

続いて、検索意図が重複しているものをカテゴライズしましょう。

検索意図とは、ユーザーがどのような疑問や悩みを解決するために検索しているか、ということです。

もし検索意図がわからない場合は、実際に検索して上位に表示されたサイトを見てみましょう。

検索意図は、以下の4種類でカテゴライズすると分かりやすくなります。

分類 内容 具体例
Know 何かを知りたい エクササイズ とは
Do 何かをしたい エクササイズ 自宅
Go どこかへ行きたい エクササイズ ジム
Buy 何かを買いたい エクササイズ 器具

このようにカテゴライズすることで、ユーザーがどのような情報を求めているのかが視覚的に整理しやすくなるのです。

サイトの目的達成ができるキーワードを選定する

最後に、カテゴライズしたキーワードのなかからサイトの目的達成ができるキーワードを選定しましょう。

その際に注目すべきポイントは以下の2つです。

  • ユーザーのニーズがあること
  • 自サイトの強みが発揮できること

まず、キーワードの検索ボリュームを調査し、ユーザーにとってそのキーワードがどのくらいの需要があるかを調べます。

ユーザーの需要が少なすぎるとサイトの訪問者数も伸びにくいので、検索ボリュームの確認は大切です。

そして、キーワードに対してどのくらいの数の競合サイトがあるかを見てみましょう。

自サイトが競合サイトよりも優位に立てそうかを分析し、上位表示を狙えそうなキーワードを選ぶのがおすすめです。

SEOキーワード選定におすすめのツール5選

キーワード選びはSEO対策において重要ですが、すべての工程を自力でこなすのはどうしても手間と時間がかかるものです。

効率的にキーワード選定ができるとコンテンツの作成に時間を割くことができますよね。

この章では、SEOキーワード選定を効率的に行えるおすすめのツール5選を紹介します。

  • キーワードプランナー
  • Keywordmap
  • Ahrefs
  • SEMRUSH
  • Mieruca

キーワードプランナー

キーワードプランナーは、Googleが提供しているキーワード調査ツールです。

Google広告配信用のツールですが、Googleアカウントを持っていれば広告を出さなくても無料で基本機能を利用できます。

キーワードプランナーの主な機能はこちらです。

  • 月間平均検索ボリュームの調査
  • 関連キーワードの調査
  • 競合性の調査

Google公式のツールのため、他ツールと違ってユーザーが実際にGoogleで検索したデータを収集できるのも魅力です。

また、地域・言語・検索ネットワークを絞り込んでキーワードを取得できる機能もあります。

ただし、無料版では検索ボリュームのおおよその数値しか表示されません。

正確な数値を知りたい場合は有料でGoogle広告を配信する必要があります。

Keywordmap

Keywordmapは、株式会社CINCが提供している国内製のWebマーケティング支援ツールです。

多くの機能がありますが、代表的なものとして以下の機能があります。

  • キーワードの分析
  • 検索意図の分析・マッピング
  • 競合サイトの比較
  • 検索ボリュームの調査
  • 検索順位の確認

最大の特徴は、さまざまなキーワードを素早く分析できる点です。

関連キーワード以外にも、競合サイトがユーザーを獲得しているキーワードや掛け合わせのキーワードも調査できます。

また国内製のツールであるため、海外製のものと比べて日本語のキーワードの解析レベルが高いのも特徴の1つです。

無料でも利用可能ですが機能に制限があるため、すべての機能を使うためには有料登録しましょう。

ただし、価格は公表されていないので問い合わせが必要です。

Ahrefs

Ahrefsは、Ahrefs社が提供している有料のSEO対策支援ツールです。

料金プランは4種類あり、月額契約の場合は月99ドル(税抜)から利用できます。

主な機能は以下の通りです。

  • 被リンクの調査
  • キーワードの分析
  • 検索ボリュームの調査
  • 競合サイトの分析
  • SNS上で人気があるコンテンツの調査

世界でもトップレベルの被リンクデータを持っており、被リンクの調査に強いツールです。

2022年6月現在、保有するリンクデータは26.9兆、ページURLは4,020億にも上ります。

また、競合サイトがユーザーを多く獲得しているキーワードや独自基準のドメインパワーの調査も可能です。

ただし、公式サイトは日本語版もありますがツールは英語版のみのため、英語が苦手な人は注意しましょう。

SEMRUSH

SEMRUSHは、Semrush社が提供している有料のSEO対策・分析ツールです。

世界の150か国で1,000万ものユーザーに利用されている実績があります。

料金プランは3種類あり、月額119.95ドル(税抜)から利用可能です。

SEO対策に有効な以下の機能があります。

  • キーワードの分析
  • 検索ボリュームの調査
  • 競合サイトの分析
  • サイトの改善点の調査
  • 被リンクの調査

競合サイトの分析機能が優れており、ユーザーの流入元やアクセス数が多いコンテンツを分析できます。

さらに、コンテンツ・タイトルの重複やリンク切れなど、SEOの観点で120以上の項目から改善点を調べられるのも便利です。

このほかにもWeb広告の分析やSNSの運用に役立つ機能もあります。

Mieruca

Mierucaは、株式会社Faber Companyが提供している有料のSEO対策支援ツールです。

料金プランは3種類あり、月額15万円(税抜)から利用できます。

上記以外にも企業の規模や解決したい問題の内容に合わせて個別の見積もりも可能です。

Mierucaの主な機能としては、以下のものがあります。

  • キーワードの分析
  • CV率アップにつながるキーワードの予測
  • 検索意図の分析
  • コンテンツの品質判定
  • 競合サイトの分析

その特徴は、サイトの課題や対策方法を可視化できることです。

レーダーチャートでコンテンツの品質を、バブルチャートでユーザーの検索意図を表示できるので、視覚的に分かりやすくなります。

また、CV率アップにつながるキーワードを予測する機能もあり、SEO対策に効果的です。

SEOキーワードを選定する際の注意点

ここまでSEOキーワード選定の手順やおすすめのツールを紹介しました。

ただし、事前に注意点も知っておかないと、サイトへのアクセス増加につながらなくなってしまう可能性があることも事実です。

ここではSEOキーワードを選定する際の注意点を2つ紹介します。

注意点をしっかりと理解し、適切なキーワードを選べるようにしましょう。

  1. いきなり検索ボリュームが大きいキーワードは狙わない
  2. ECサイトや求人サイトが上位を占めているキーワードは選定しない

いきなり検索ボリュームが大きいキーワードは狙わない

1つ目は、いきなり検索ボリュームが大きいキーワードを狙わないことです。

ユーザーの需要があるからといって、検索ボリュームが大きければいいというわけではありません。

そのようなキーワードは競合サイトでも念入りに対策されている場合が多く、新しいサイトが上位表示を狙うのは難しいためです。

まずは検索ボリュームが大きくなく、競合性が低いキーワードを選びましょう。

ライバルが少ないキーワードから徐々にアクセスを伸ばし、サイトを育てていくのがおすすめです。

しかし、既にある程度のアクセスを集めているサイトから派生させて新たなサイトを立ち上げる場合は例外です。

例えば、元々ある自社サイトとは別に製品紹介の専用サイトを立ち上げる場合などが挙げられます。

このような場合、新規サイトの立ち上げとは異なる戦略が必要になるため専門家に相談しましょう。

ECサイトや求人サイトが上位を占めているキーワードは選定しない

2つ目の注意点としては、ECサイトや求人サイトが上位を占めているキーワードは選定しないことが挙げられます。

Amazonや楽天市場などのECサイトが検索結果に表示される場合、上位表示を狙うのは難しくなるからです。

例えば「エクササイズ 本」「エクササイズ マット」などのキーワードがあります。

求人サイトも同様のため「エクササイズ 求人」「エクササイズ 転職」などのキーワードも避けたほうが無難です。

このように強力な競合サイトがあるとSEO対策をしても効果が表れにくくなってしまいます。

メディアサイトの場合、検索結果の上位に記事コンテンツが表示されるキーワードを中心に選びましょう。

記事コンテンツが競合サイトとなれば、自サイトも上位表示を狙える可能性が高くなります。

SEOキーワードはサイト運営に必要不可欠な重要項目

今回は、SEOキーワードの選定方法と注意点を解説しました。

SEO対策においてキーワード選定には重要な役割があります。

あらためてキーワードの選定手順を見てみましょう。

  1. サイトのコンセプトを明確にする
  2. 軸となるキーワードを選定する
  3. 軸となるキーワードと関連するキーワードを網羅的に洗い出す
  4. 検索意図が重複しているものをカテゴライズする
  5. サイトの目的達成ができるキーワードを選定する

また、キーワード選定時の注意点はこちらです。

  1. いきなり検索ボリュームが大きいキーワードは狙わない
  2. ECサイトや求人サイトが上位を占めているキーワードは選定しない

ただなんとなくキーワードを選んでいてもなかなか効果は出ません。

注意点も意識しながら正しい手順でキーワードを選定し、検索結果の上位表示を狙いましょう。