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404エラーがseoに与える影響について解説する記事です。

404エラーはSEOに影響を与えないが対策と対処は必要!役割から原因まで徹底解説

この記事の監修者
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橋本 琢王
CIRANUI株式会社代表取締役 2015年にエンジニアとしてのキャリアをスタートし、制作会社のWEBディレクター、ヘルスケアスタートアップのWEBエンジニア、事業会社のプロジェクトマネージャー・プロダクトマネージャーなど様々なプロジェクトに参画。 プロジェクトマネージャー、WEBディレクター、WEBエンジニアとしてのキャリアを築く。 プロジェクトに参画しながら、2016年にフリーランスチーム「FIREWORKS」を立ち上げ、フリーランスで活躍するエンジニアやデザイナーと共に、WEBブランディング、WEB開発を行う。 2021年に個人事業主から法人化をしてCIRANUI株式会社代表取締役に就任。

自社の運営サイトの中で、「404 not found」と表示されたページを見たことはないでしょうか。

404 not foundは「404エラー」とも呼ばれ、文字通りWeb上で何らかのエラーが起こっていることを意味しています。

この404エラーが自社のサイトにあると、あまりいいイメージがないかもしれません。

また、SEOの観点からも、Googleでの上位表示に悪影響があるのでは?と不安になる人もいるでしょう。

そこで本記事では、404エラーがSEOに与える影響やその対策法を解説。

また、404エラーの役割と原因も紹介します。

404エラーとは

404エラーについて解説します。

404エラーとは、Webサイトにアクセスしたとき、そのページが存在しない場合に出るエラーのことです。

404エラーが表示される理由としては、

  • 以前は存在していたが、現在は何らかの理由で削除された
  • 存在しないリンク(内部リンク)をクリックした
  • 単純にURLを間違って入力した

などが主な原因です。

この404エラーは、Webブラウザやクローラーがそのサイトへアクセスしたときに返すレスポンスとして表示され、これを「HTTPステータスコード」といいます。

HTTPステータスコードには100番台から500番台まであり、404が位置する400番台は何らかの処理が失敗したことを意味するコードです。

404エラーページの役割

404エラーページの役割は、サイトを閲覧したユーザーに、「そのページはすでに存在しない」ということを伝え、目的のページにたどり着ける方法を教えてあげることです。

実は、Webサイトで存在しないページにアクセスすると、404エラーが表示される以外に、トップページに戻される場合もあります。

ネットに詳しくないユーザーが、自分がアクセスしたいページではなくトップページにばかり飛ばされるとなると困惑してしまうでしょう。

そのため、たとえ存在しないページであっても、404エラーページは表示させる必要があるのです。

また、後述しますが、単にデフォルトの404エラーページよりもオリジナルの404エラーページを作成することで、よりユーザーに分かりやすくなります。

404エラーページはSEOに影響はない

404エラーがseoに影響しない理由を解説します。

Webサイトの運営側からすると、404エラーがあることでSEOに大きな悪影響があるのでは?と思っている人もいるのではないでしょうか。

しかし、404エラーが自社のサイトに存在していても、SEOに直接悪影響が出ることはありません

実際、Googleのサーチコンソールヘルプでも、以下のように記されています。

一般的に、404 エラーが発生してもサイトの検索パフォーマンスに影響が及ぶことはありません。

引用:Googleサーチコンソールヘルプ

実は、404エラーがSEOに直接悪影響がない理由は、検索順位を決めるGoogle行動パターンが関係しています。

Googleボットは検索結果を見ていない

Googleが検索上位を決めるときに利用しているのが「Googleボット」というロボットです。

このGoogleボットは、あらゆるWebサイトを巡回(クロール)することで、そのサイトの評価をしています。

この際にGoogleボットはGoogleの検索結果を見ずに独自で動いているため、「リンクなし」や「コンテンツなし」といった以外、どんなサイトでもくまなく巡回しているのです。

これを例えると、ユーザーが検索エンジンを利用せずさまざまなサイトをクリックしてあらゆるサイトへ飛ぶネットサーフィンと似ています。

検索結果を見ないGoogleボットがサイトのURLをクリックすることはないため、そのサイトが正常に表示されるのか404エラーが出るのかは分かりません。

SEOに影響はないが放置はNG!

404エラーはseoに影響はありませんが、放置してはいけません。

では、Googleボットが気づかずに巡回し、SEOに直接影響がない404エラーをそのまま放置しておいても問題はないのでしょうか。

結論としては、「放置してもいいが、いずれは修正した方がいい」ということになります。

その理由としては、新しいサイトに移設しURLが変更になったにも関わらず、以前のURLが表示されてユーザーがたどり着けない場合があるからです。

Googleが新しいサイトを把握していたとしても、アクセスできなければ意味がありません。

また、そのコンテンツ自体が有益だった場合、本来なら多くのリンクを獲得できたはずが、404エラーのせいでSEO効果に大きなダメージを与えることになります。

404エラーが起こる原因4つ

404エラーが起こる原因について解説します。

404エラーが起こる原因はさまざまですが、ヒューマンエラーによるものが大半です。

原因としては主に以下の4つがあります。

  • URLのスペルを間違えている
  • ページを削除している
  • リダイレクト設定ができていない
  • リンク切れしている

順に解説していきましょう。

URLのスペルを間違えている

URLのスペルを間違えていると、404エラーが出てしまいます。

URLはWebサイトの場所を示す住所のようなものであり、当然その住所が違っていれば、そのサイトにたどり着くことはありません

自社サイトで間違いに気付けばすぐに修正ができますが、これが外部リンクだった場合、被リンク元に対してURLの変更をお願いする必要があります。

URLの入力ミスはやりがちなミスなため、設定するときはダブルチェックするなどの対策を施しましょう。

ページを削除している

すでに削除したWebサイトのページにアクセスしたときにも404エラーが出ます。

この場合、「このページは存在しません」などと表示されるのが一般的です。

また、ページ削除だけではなく、ディレクトリの移設やファイル名の変更を行ったときにも404エラーが表示されます。

せっかくサイトに来てくれたユーザーが404エラーを目にするとがっかりするものです。

削除したページはなるべく早くリダイレクト設定をすることをおすすめします。

リダイレクト設定ができていない

自社の既存のページを何らかの理由で削除する場合や、新しいURL(ドメイン)へリニューアルさせるときにやっておくこととして、「301リダイレクトの設定」があります。

301リダイレクト設定とは、サイトのURL(ドメイン)が変更されたときに、変更した後のURLへ自動転送させるための処理コードのことです。

301リダイレクト設定をしないと、ユーザーがそのサイトはもう存在しないものだと勘違いし、他のサイトへ流れてしまいます。

ユーザーの離脱を防ぐためにも、忘れずに設定しておきましょう。

リンク切れしている

リンク切れとは、何らかの原因でサイト内に設置しているリンク先にアクセスできなくなっている状態のことです。

リンク切れの原因としては、URLの誤表記やリンク先の削除が考えられます。

Webサイトには内部リンクと外部リンク両方貼りますが、どちらもリンク切れが起こりえるのです。

内部リンク切れなら自社で迅速に対応できますが、外部リンク切れの場合は、サイトの運営先にリンクの更新もしくは削除を依頼する必要があります。

404エラーページの対処法

404エラーの対処法について解説します。

SEOに直接な悪影響がないとはいえ、404エラーを放置しておくことは自社に対してもユーザーに対しても気持ち的にあまりいいものではありません

そのため、404エラーページの対処法を理解し、適切な対応をすることが重要です。

主な404エラーページの対処法は以下の4つになります。

  • 移転先のページを作成後301リダイレクトにする
  • ステータスコードを確認
  • サイト内のリンクを確認
  • オリジナル404エラーページを作成

対処の仕方は企業によって違いますが、どれも大事なことですので、自社にあった対処法で対応しましょう。

順に解説します。

移転先のページを作成後301リダイレクトにする

301リダイレクトとは、旧サイトから新サイトへ移転するために行う転送処理のことです。

例えば301リダイレクトを施し、404エラーページから自社サイトの新規トップページへ遷移させることで、ユーザーの離脱を最小限に抑えることができるでしょう。

ただし、301リダイレクトを行うことでSEO効果を新サイトへ引き継ぐことができますが、自然流入が減少する可能性もあることは理解しておきましょう。

また、301リダイレクトと似た転送処理で302リダイレクトがありますが、302リダイレクトは一時的な転送処理なため、おすすめできません。

URLを恒久的に変更するなら、301リダイレクトを行いましょう。

ステータスコードを確認

コンテンツの削除を実行した後に404のステータスコードが正しく表示されているか確認することが重要です。

場合によっては404エラーが表示されていても実際にはステータスコード200(問題なく処理されました)で処理されていることがあるため注意しましょう。

そのまま放置していると、404エラーページと同じ扱いをされ、Googleからそのコンテンツが存在しないと認識されてしまいます。

この処理を「ソフト404」といい、SEO効果にも影響が出るため注意が必要です。

サイト内のリンクを確認

サイト内ですでに削除済みのページをリンクしているときは、速やかにリンクの削除を行うか、新規のリンク先を表示させるようにしましょう。

削除済みのリンクを残したままにしておくと、ユーザーが新規のリンク先にアクセスできず不信感を感じるため、離脱率も高くなります

自社サイトの評価を下げないためにも、リンク確認を含めた日々のサイト管理は重要です。

オリジナル404エラーページを作成

リダイレクトを実行しない場合は、オリジナルの404エラーページを作成することを検討しましょう。

オリジナルの404エラーページではユーザーに以前のコンテンツが存在しないことを知らせると同時に、代替となるページリンクを設置しておくことも重要です。

自社オリジナルの404エラーページを作成することで、ユーザーの気分を害することなく新規のページへ誘導しやすくなるメリットがあります。

デフォルトの404エラーページはユーザーに無機質なイメージを与え、サイトの離脱率も高くなるため注意が必要です。

それを防ぐためにも、できるだけオリジナルの404エラーページの作成をおすすめします。

オリジナル404エラーページは離脱率を下げる効果がある

オリジナルの404エラーページを作成することで、ユーザーの離脱率を下げる効果が期待できます。

オリジナル404エラーページを設置することで、自社サイトの離脱率を下げる効果が期待できます。

デフォルトの404エラーページのほとんどはテキストのみの表示です。

加えてデフォルトの404エラーページは、単にエラーメッセージを伝えるだけで、自社の情報などは一切表示されません。

そのページを訪れたユーザーは味気ないエラーページからブラウザバックするしかなく、それがサイトの信頼性を失い、離脱にも繋がりやすくなります。

また、ネットに詳しくない人がデフォルトの404エラーページを見ると戸惑ってしまい、再びサイトを訪れることはないかもしれません。

大手企業ではオリジナルの404エラーページを積極的に設置しており、仮にそのページを見ても不信感はなく、ユーザーは気分を害することなく新規ページへ移動できます。

自社サイトの信頼と離脱率低下のためにも、オリジナルの404エラーページの設置を検討しましょう。

オリジナル404エラーページの作成ポイント

オリジナルの404エラーページを作成するポイントについて解説します。

オリジナル404エラーページはサイトの離脱率を下げるだけでなく、SEO効果にも影響があるため積極的に作成することをおすすめします。

しかし、どうやってオリジナルの404エラーページを作成したらいいかわからないという人も多いかもしれません。

オリジナル404エラーページを作成するポイントとしては下記の3つです。

  • エラーページだとわかりやすくなる
  • サイトのデザインに合わせる
  • 他のページに誘導する

上記のポイントについて順に解説します。

エラーページだとわかりやすくする

オリジナルの404エラーページはわかりやすくすることが重要です。

デフォルトの404エラーページでは「404 Not Found」や「ページが見つかりません」などで表示されますが、ネットに詳しくない人にとっては曖昧でわかりにくい表示です。

また、ユーザーはお気に入りのサイトへすぐにアクセスできるようにブックマークなどに保存しておくことが多いため、いきなりこのようなエラーページが出ると戸惑うでしょう。

そのため、オリジナルの404エラーページでは下記のようにわかりやすいテキストで表示することを意識しましょう。

  • 「お客様がアクセスしようとしたページは削除されたか移動した可能性があります。トップページから引き続きサイトをお楽しみください。」
  • 「アクセスしようとしたページが見つかりません。URLが間違っているか削除された可能性があります。HOMEより再度アクセスをしてください。」
  • 「アクセスしたページは下記のページへ移動しました。恐れ入りますが下記よりアクセスをお願いいたします。」

このようなメッセージならユーザーにも一目でわかりやすく新規ページにも誘導しやすいでしょう。

サイトのデザインに合わせる

404エラーページを作成するときに気を付けたいのがサイトのデザインに合わせるということです。

なるべく全体的なデザインと違わないように、フッターメニューやグローバルメニューはそのまま使うようにしましょう。

そうすることで、ユーザーは404エラーが出ても自社のサイトにいることが理解でき、新規ページにも誘導しやすくなります。

404エラーページはあくまでもそのページが削除され存在しないことをお知らせするページです。

そのため、サイトと違ったデザインにすると、ユーザーがどこにアクセスしたのかわからなくなる可能性があります。

そうならないためにも、極端にサイトとかけ離れたデザインにしないように注意しましょう。

他のページに誘導する

404エラーページの役割は、基本的にそのページが存在しないことを知らせるだけです。

しかし、それ以外のテキストを表示することが禁止されているわけではありません

ユーザーが新規ページへ移動しやすいように、お問い合わせフォームやコンバージョン(成果)に直結するページに誘導してもいいでしょう。

また、ユーザーに有益なコンテンツのリンクやサイトマップの設置をすると、ユーザーは自発的に興味があるサイトを見つけることができます。

その結果、ユーザーのサイト内の滞在時間も長くなるため、SEOの効果も期待できるのです。

404エラーページの対処と対策をしておこう!

404エラーがseoに与える影響について解説する記事のまとめです。

404エラーページは、自社にもユーザーにもマイナスな印象が強いといえます。

そのまま放置しておいてもSEO的に問題はないですが、自社としては心理的に落ち着かないものです。

特に無機質なデフォルトの404エラーページは、ユーザーから見ても困惑するためページからの離脱率も高くなります

そのため、301リダイレクトを実行したりオリジナルの404エラーページを積極的に作成することが有効です。

また、単にエラーメッセージを表示するだけでなく、ユーザーに役立つリンクを設置するなどの工夫をすることで、ユーザーの離脱率を下げ、SEOにもいい影響が出てきます。