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SEO対策にかかる費用を徹底解説!内容別の料金相場表も掲載

この記事の監修者
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橋本 琢王
CIRANUI株式会社代表取締役 2015年にエンジニアとしてのキャリアをスタートし、制作会社のWEBディレクター、ヘルスケアスタートアップのWEBエンジニア、事業会社のプロジェクトマネージャー・プロダクトマネージャーなど様々なプロジェクトに参画。 プロジェクトマネージャー、WEBディレクター、WEBエンジニアとしてのキャリアを築く。 プロジェクトに参画しながら、2016年にフリーランスチーム「FIREWORKS」を立ち上げ、フリーランスで活躍するエンジニアやデザイナーと共に、WEBブランディング、WEB開発を行う。 2021年に個人事業主から法人化をしてCIRANUI株式会社代表取締役に就任。

SEO対策には、コンテンツSEOや内部SEO対策・外部SEO対策・SEOサイト設計など、さまざまな種類があります。

例えば、コンテンツSEOは、アクセス数アップを目的にコンテンツ記事を執筆することで、SEOサイト設計は、新規にサイトを設計する際に「調査・分析・企画」などを行うことです。

社内にこれらの専門知識を持った人がいればいいのですが、そうでない場合、専門の業者にSEO対策を外注する事も検討しなければいけません。

SEO対策を外注する場合は、対策別に費用も必要です。

本記事では、SEO対策にかかる費用を職種別に詳しく解説していきます。

本記事を読めば、SEO対策別の相場費用や、外注する際のメリットとデメリットも分かりますので最後までお読みください。

【内容別】SEO対策の費用・料金相場

seo 費用

SEO対策には主に以下の5つがあります。

  • SEOコンサルティング
  • コンテンツSEO
  • 内部SEO対策
  • 外部SEO対策
  • SEOサイト設計

それぞれに発生する費用は以下の通りです。

SEO対策 費用相場
SEOコンサルティング ・中小企業向け:10万円〜50万円

・大企業向け:100万円以上

コンテンツSEO ・取材型:1万円〜10万円

・記事量産型:1,000円〜3万円

・ツール型:4.5万円〜8万円

内部SEO対策 ・10万円〜100万円
外部SEO対策 ・1万円〜15万円
SEOサイト設計 ・10万円〜100万円

上記のように、同じSEO対策でも、その対策方法によって費用はさまざまです。

自社がどんな対策をしたいのかを明確にし、最適なSEO対策を選択しましょう。

以下では、各SEO対策について順に解説します。

SEOコンサルティング

SEOコンサルティングとは、SEO対策のアドバイスを受けることです。

ある程度のSEO知識がある人でも、自社のWebサイトに対して適切な対策ができるとは限りません。

SEOコンサルティングを受けることで、自社のサイトに適切な対策ができるようになります。

ただし、コンサルティングは信頼できるところを選ぶことが重要です。

いきなりテレアポをしてきたり、「絶対に上位表示できます!」など、メリットしか言わないのは、悪質業者の場合があります。

そのため、コンサル選びには十分に注意しましょう。

SEOコンサルティングの概要
対策できる内容 ・自社のサイトに対する改善点

(コンテンツ・内部リンクの最適化・外部リンクの取得・Webサイトの構造改善など)

相場 ・一般的に1時間あたり1万円以上
メリット ・SEOの知識がない人でも自社のWebサイトの適切な対策ができる。

・最新のトレンドやアルゴリズムを予測し、適切な対策をしてくれる。

コンテンツSEO

コンテンツSEOとは、Webページのコンテンツを最適化することで、検索エンジンに評価されやすくする対策です。

検索エンジンは、検索キーワードに対してユーザーが求めている情報を提供できているか、見出しの設定やテキストの量は適切かなどを評価の基準としています。

そのため、これらの要素を改善することで、より評価されやすいWebコンテンツになるのです。

コンテンツSEO対策をすることで、検索流入の増加・見込み客へのアプローチ・コンテンツの資産化などの効果が期待できます。

コンテンツSEOの概要
対策できる内容 ・キーワードの選定や配置

・見出しの設定

・テキストの量

・品質の改善

相場 ・1ページあたり1万円以上

(キーワードの数や競合状況で変化)

メリット ・自社のWebサイトのランキングが上がる

・読者により有益な情報を提供できる

内部SEO対策

内部SEO対策とは、検索エンジンに評価されやすいWebページを作成するための対策です。これには、ページの構造やURLの設定、サイトマップの作成、robots.txtファイルの設定などが含まれます。

また、前述したコンテンツSEOも内部SEO対策のひとつです。

内部SEO対策を行う主な目的は、「Googleに評価されやすいサイトを作ること」です。

どんなにコンテンツの質が良くても、Googleに評価されなければ、上位表示することはできません。

そのため、内部SEO対策による見直しや改善を行うことで、上位を狙えるサイトに成長し、より多くのユーザーにアクセスしてもらえる可能性が高まります。

内部SEO対策は費やした額に見合う効果が期待できるため、多くの企業が力を入れている対策です。

内部SEO対策の概要
対策できる内容 ・ページの構造やURLの設定
・サイトマップの作成・ロボットtxtファイルの設定・コンテンツの最適化

・キーワードの適切な使用

相場 ・1ページあたり数千円〜1万円程度
メリット ・Webサイトが上位表示されやすくなる

・競合他社との差別化をはかれる

外部SEO対策

外部SEO対策とは、外部からのリンクを増やすことで、検索エンジンに評価されやすくする対策のことです。

具体的には、他のWebサイトからのリンクの取得や、SNSなどを活用しての宣伝・PRなどを行います。

外部SEO対策をとることで、Googleに評価されるだけでなく、自社サイトの認知度も高くなり、上位表示されることが期待できます。

このように、外部SEO対策は現在のSEO対策において非常に重要です。

外部SEO対策
対策できる内容 ・他のWebサイトからのリンク取得

・SNSなどを活用しての宣伝・PRなど

相場 ・1リンクあたり1,000円〜5,000円
メリット ・検索エンジンからアクセス増加

・自社サイトの認知度上昇

・他社競合サイトよりも上位表示されやすい

SEOサイト設計

SEOサイト設計とは、新しくサイトを作成する場合に、「調査・分析・企画」を行い、どのようなサイトを運営していくかを明確に決めることです。

サイト設計をすることで、サイトの方向性が明確化し、より専門性や独自性が高いコンテンツを作成できます。

SEOサイト設計
対策できる内容 ・サイトの構造やレイアウトの改善

・ページの読み込み速度の高速化

・外部リンクの増加

・コンテンツの豊富化など

相場 ・10万円〜100万円以上
(サイトの規模で変わる)
メリット ・ユーザーに価値のある情報を提供

・アクセス数の増加でビジネス成果に繋がる

SEO対策の3つの料金体系

seo 費用

SEO対策は多岐にわたりますが、その対策によってかかる費用もさまざまです。

SEO対策をするために必要な費用は大きく分けて以下の3つがあります。

  • 固定報酬型
  • 成果報酬型
  • 単発型

これらの料金体系の内容と、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

固定報酬型

固定報酬型とは、事前に決められた金額で、一定期間内にすべての対策を請け負う料金体系です。

固定報酬型なら、企業として予算の見積もりが立てやすくなります。

メリットとしては、決められた予算内でSEO対策ができ、継続的な効果が期待できる事です。

一方、固定報酬型のデメリットとしては、予算が固定されているため、対策の追加や変更に柔軟に対応できないことです。

たとえば、プロジェクトの途中で、新しい対策が必要になった場合、その予算内で対策を実施しなくてはいけません。

この場合、追加で費用を払うことで、対応できることもありますが、固定報酬型のメリットがなくなってしまいます。

そのため、クライアントは、プロジェクトの実施前に十分な検討が必要です。

成果報酬型

成果報酬型とは、成果が出た場合に報酬を支払う料金体系です。

成果報酬型を採用するメリットとしては、成果が出た場合にのみ報酬を支払うため、無駄な費用がかからないことです。

一方で対策をした結果、サイトが上位表示されれば、固定報酬型よりも高額な報酬を支払う可能性があることはデメリットと言えます。

加えて、サイトの上位表示が継続すれば、その分成果報酬が発生し続けることも注意しなければいけません。

単発型

単発型とは、1回限りの対策を依頼する料金体系で、スポット型と呼ばれることもあります。

単発型の場合、必要な対策だけを依頼することができるため、費用が抑えられることがメリットです。

また単発型は、効果の期待値が低く、継続的な効果を求める場合には不向きですが、費用を抑えて手軽に対策を実施できる点もメリットのひとつと言えます。

一方、単発型のSEO対策は一度だけなので、その後の効果が持続しない場合があることがデメリットです。

そのため、継続的な効果を求める場合には、固定報酬型や成果報酬型を選択した方が良いでしょう。

あくまでも単発型は、費用はそんなに出せないけど部分的にSEO対策をしてほしい時に有効だと言えます。

SEO対策を外注するメリット・デメリット

seo 外注

自社のWebサイトを改善するために、外注してSEO対策を検討している企業も多いでしょう。

しかし、SEO対策の外注には、メリットもあればデメリットもあります

信頼できる業者なら安心して任せることができますが、逆の場合、コストだけがかかってしまい、十分なSEO対策ができないかもしれません。

では、SEO対策を外注するメリットとデメリットはどのようなものがあるでしょうか。

メリット

SEO対策を外注するメリットはおもに以下の3つがあります。

  • Googleのアップデートに対応できる
  • 他の業務にリソースを割ける
  • 第三者目線から適切な運用ができる

順に解説していきます。

Googleのアップデートに対応できる

SEO対策を業者に依頼することで、Googleのアップデートに対応できます。

Googleでは年に数回、アルゴリズムのコアアップデートが行われており、その影響でそれまで上位表示されていたサイトでも、翌日には圏外まで落ちることがあるのです。

参考:Google検索セントラル

SEO対策業者はGoogleアルゴリズムのコアアップデートにも対応・分析し、最新の情報を入手します。

そのため、定期的なSEO対策ができていれば、突然のGoogleコアアップデートにも慌てることがありません。

他の業務にリソースを割ける

SEO対策を外注することで、社員は他の業務にリソース(時間)を割くことができます。

自社でSEO対策を行うと、本業以外で膨大な時間を費やす可能性があるため、SEO対策を外注に依頼するメリットは大きいでしょう。

第三者目線から適切な運用ができる

業者に外注することで、第三者目線でのサイト分析やSEO対策を行うことができます。

自社でSEO対策をする場合、社員としてはどうしても主観的になりがちです。

例えば、コンバージョンを意識するあまり、広告感が強すぎるサイトになってしまうかもしれません。

基本的に広告感が強すぎるサイトはユーザーに嫌われる傾向があるため、注意が必要です。

このようなことを防ぐため、SEO業者に対策を依頼することは、客観的な目線で適正な運用ができる有効な手段だと言えるでしょう。

デメリット

SEO対策を外注するデメリットはおもに以下の2つがあります。

  • 費用がかかる
  • 必ずしも結果が出るとは限らない

順に解説していきます。

費用がかかる

SEO対策を外注すると、当然費用がかかります。

費用は会社により変わりますが、大企業だと数百万円かかる場合も珍しくありません。

とはいえ、自社で対策を行う場合、社員の育成や他の部署からの人材確保などを考慮すると、業者へ依頼した方が最終的にコスト削減になることも考えられます。

そのため、長期目線での費用対効果を考えることが重要です。

必ずしも結果が出るとは限らない

SEO対策を外注しても、必ずしも結果が出るとは限りません。

なぜなら、Googleのアルゴリズムが一般に公開されていないからです。

業者側も、実施したSEO対策がその時点で適切なのかを判断することはできません。

そのため、SEO対策後に効果測定を実施し、効果が出なければ再度SEO対策を行うという繰り返しの作業が必要になります。

また、SEO対策を外注する時は、信頼できる業者に対策を依頼することが重要です。

信頼できる業者とは、SEO知識が豊富で、自社のサイトをどうやって上位表示させるかを親身になって考えてくれる業者のことを指します。

逆にSEO知識に乏しい悪徳な業者に依頼すると、無駄に費用がかさむだけでなく、仕事の質や納期に問題が生じるため、注意が必要です。

信頼性の高い業者を選ぶ際には、その業者の業務成績や評判などを事前にリサーチしておきましょう。

関連記事:SEO対策とは?具体的な手順と成功のコツを大公開

SEO対策業者の選び方

seo 業者 選び方

SEO対策業者の選択は非常に重要です。

信頼できる業者なら安心して任せることができますし、悪質な業者なら、SEOを改善するどころか、逆に自社に不利益をもたらす可能性もあります。

SEO対策業者を選ぶときに気を付けたいポイントは以下の3つです。

  • 実績で判断する
  • SEO対策の内容が明確かどうか
  • 費用が相場よりも安すぎない業者を選ぶ

順に解説します。

実績で判断する

業者選びで最重要なのは、実績です。

そのため、その業者が過去にどんな実績をあげているかを確認する必要があります。

また、実績だけでなく、その業者の評判や、自社と関連がある業界での実績があるかも確認しましょう。

関連性のある業界で結果を出している業者に依頼することで、より高い確率で良い結果が期待できます。

そのため、実績と自社との関連性の両方を考慮して判断することを意識しましょう。

SEO対策の内容が明確かどうか

SEO対策業者がどのような対策を行うのか、明確に提示してくれる業者を選ぶことが大切です。

自社の現状を把握し、それに対して具体的に分かりやすい対策を提示してくれる業者を選びましょう。

そのためには、選ぶ際に、複数の業者を比較検討することもおすすめします。

また、これらの対策を含め、SEO対策業者の提供するサービス内容について、自社でしっかりと確認することが重要です。

費用が相場よりも安すぎない業者を選ぶ

業者を選ぶ際に、あまりにも安すぎる業者には注意が必要です。

安易に安価な業者を選んでしまうと、必要な対策が行われなかったり、手抜きの仕事が行われたりして、最悪の場合は自社のWebサイトの信頼性を損ねることにもなり得ます。

SEO対策には、時間と労力がかかるため、それに見合った人件費が必要です。

安価な業者は、SEO対策に時間をかけて調査しないこともあるので注意しなければいけません。

また、Googleでは年に数回アルゴリズムに関するアップデートが行われているため、常に最新の情報を持っている業者が求められます。

参考:Google検索セントラル

しかし、あまりにも安い業者は、そのような最新情報を追いかける余裕がないか、追いかける意欲がないかもしれません。

以上のことから、SEO対策業者を選ぶ際には費用相場を把握し、あまりにも安い業者は避けて信頼性の高い業者を選ぶことが重要です。

SEO対策の費用相場を確認して専門業者に依頼しよう

seo 費用

SEO対策業者に依頼する際には、まず各種対策の費用相場を把握することが重要です。

なぜなら、コンテンツSEOや内部SEO対策、外部SEO対策、SEOサイト設計など、それぞれの対策には異なる価格帯があるからです。

また、SEO対策業者の選び方についても、実績で判断する、SEO対策の内容が明確かどうか、費用が相場よりも安すぎないかどうかなどをチェックする必要があります。

このように、費用相場を把握し、信頼できる業者を選ぶことで、より効果的なSEO対策を実施することができるでしょう。

・【早見表】SEO対策の費用相場と料金を種類別で解説