リモートワークが普及してきた昨今、クラウドソーシングサービスで仕事(副業)をする人が増えてきました。
そのクラウドソーシングサービスのひとつにクラウドワークス(以下クラウドワークス)があります。
クラウドワークスは仕事を「依頼したい人」と「探している人」をマッチングする大手クラウドソーシングサイトで、利用者からは「継続的に収入が得られている」という声が多く聞かれます。
しかしその一方で、「クラウドワークスには良い仕事はない」「騙された」などの悪い評判もあり、利用を検討している人は気になるところではないでしょうか。
そこで本記事では、クラウドワークスについての解説と、利用者の口コミや上手な利用方法などを紹介します。
これからクラウドワークスの利用を検討している方はぜひご一読ください。
クラウドワークスの基本情報
クラウドワークスで副業をする前に、会社の基本情報を知っておく必要があります。
ここでは、クラウドワークスの会社概要や仕事の種類、サービス内容などを紹介していきます。
会社概要
運営会社の株式会社クラウドワークスは、仕事を発注したい企業や個人と、仕事をしたい人の仲介役となる企業です。
クラウドワークスのユーザー登録数は約588万人(2023年11月現在)と業界No.1(参照:株式会社クラウドワークス | CrowdWorks, Inc.)であり、フリーランスの他、副業をしたいサラリーマンや主婦(主夫)の方などが利用しています。
ユーザーはクラウドワークスのサイトから会員登録するだけで、仕事の発注や受注が可能です。
本社所在地 | 〒150-6006 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー6階 (他に不動前・大阪・福岡に営業所あり) |
代表者 | 代表取締役社長CEO 吉田浩一郎 |
設立 | 2011年11月11日 |
資本金 | 26億9,717万円(※2022年9月現在) |
事業内容 | クラウドソーシング「クラウドワークス」を中心としたインターネットサービスの運営 |
グループ企業 |
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仕事・案件の種類
クラウドワークスに登録されている仕事の種類は250種類以上あるため、幅広いユーザーの希望に沿った仕事が見つかります。
クラウドワークスで見つかる案件としては、
- アプリ開発
- Webデザイン
- Webライター
- 動画編集
- 翻訳・通訳
- 事務
など、在宅ワークが可能な仕事が豊富にあります。
例えば、Webデザインの項目なら「ホームページ作成」「アイコン・ボタン・ヘッダー制作」、事務の項目なら「データ入力」「アンケート」「InstagramのDM送信」など、それぞれのカテゴリーから詳細な仕事の検索が可能です。
利用者のための制度・サービス
クラウドワークスではユーザーが安心してサービスを利用できるように、様々な制度やサービスが導入されています。
クラウドワークスの主な制度・サービス | |
仮払い制度 | 契約成立したら発注者がクラウドワークスへ仮払いし、仕事が完了したらクラウドワークスからワーカー(仕事をした人)に支払うシステム。これにより報酬の踏み倒しを防止できる。 |
評価制度 | 仕事が完了したら発注者とワーカーがお互いを評価する制度。高評価なら、仕事の受発注向上につながる。 |
お仕事評価機能 | クライアントが規約違反の仕事を掲載した場合、ユーザーが通報できるシステム。悪質な案件は掲載禁止の措置が取られる。 |
スキル検定 |
検定に合格することで、クラウドワークス内の仕事獲得がしやすくなる。 |
会員サポート |
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クラウドソーシングは、ネット上でお互いの顔が見えない状態でやり取りするため、報酬の踏み倒しやクライアントが音信不通になるケースもあります。
しかしクラウドワークスなら、クライアントが仮払い後に仕事を開始するため、働き損をすることもなく、音信不通になることも少ないと言えます。
手数料
クラウドワークスでは、ワーカーが仕事で得た報酬から手数料が引かれます。
そのため、クライアントから提示された契約金額がそのままもらえる訳ではないため、注意が必要です。
ちなみに、クラウドワークスでは報酬額によって以下のシステム利用料がかかります。
報酬額 | システム利用料 |
20万円を超える場合 | 5% |
10万円以上20万円以下 | 10% |
10万円以下 | 20% |
タスク形式 | 20% |
上記のシステム利用料を参考にワーカーの報酬を計算してみましょう。
(契約金額+消費税)−(システム利用料+消費税)−契約金額の消費税
※消費税は10%で計算
※小数点以下は切り捨て
例えば、クライアントの提示した契約金額(税抜)が10,000円の場合のワーカーの報酬です。
システム利用料:2,420円(税込)
10,000円 × 10% (消費税率)= 11,000円(契約金額(税込))
11,000円 × 20%(システム利用料率(税抜))= 2,200円(システム利用料(税抜))
2,200円(システム利用料(税抜))× 10%(消費税率)= 220円(消費税)
ワーカーが受け取る額 8,580円
11,000円 – 2,420円(システム利用料(税込))= 8,580円
また、クラウドワークスがワーカーの指定口座に報酬額を振り込むため、別途振込手数料がかかります。
報酬振込手数料 楽天銀行の場合:100円(税込) その他の銀行の場合:500円(税込)
上記のように、クラウドワークスで仕事をする場合は、楽天銀行を指定口座にすると手数料がお得です。
クラウドワークスの良い評判
クラウドワークスの良い評判は様々ですが、主に以下の4つが多いです。
- 仕事の募集数・種類が多い
- 未経験向きの案件がある
- 実績を積むとスカウトがくる
- 色んな状況で働ける
仕事の募集数・種類が多い
クラウドワークスで可能な仕事の数は250種類以上、登録している企業は78万社(いずれも2023年11月現在)と業界最大級。
簡単なタスク作業から専門的な仕事まで、様々な分野の求人が検索できます。
そのため、スキマ時間に副業をしたい会社員や主婦(主夫)の方は、自身の得意を生かした仕事が見つけやすいでしょう。
もちろん、フリーランスも豊富な職種から仕事探しができるため、多くの方がクラウドワークスに登録しており、ネット上の口コミとしては以下のようなものがあります。
- 受注者にとっては未払いのリスクから解放される
- 自身のスキルを生かして業務を得られるのがメリット
- 仕事が途切れた時にすぐに仕事が見つかったので助かった
未経験向きの案件がある
クラウドワークスでは、上記で述べたように250種類以上の仕事が掲載されているため、経験者はもちろん、未経験者向けの仕事も探せます。
例えば、「データ入力 未経験」で検索すると4,000件以上の案件があり、報酬は1,000円〜50,000円など、時給制や文字数に応じて様々です。
未経験向けの仕事は、基本的に早い者勝ちで案件を獲得する「タスク形式」で募集していることが多く、応募すればすぐに仕事が始められ、完了したら報酬がもらえます。
タスク形式はクライアント側と契約をすることがないため、初めてクラウドワークスを利用する人や気軽に仕事をしたい方には最適なシステムです。
- スマホだけでできる簡単な作業や初心者向けの案件も多数ある
- 未経験のWebライターの多くはクラウドワークスから始めている
- 文字起こし・アンケート回答・データ入力などで未経験から月5,000円稼げた
実績を積むとスカウトがくる
クラウドワークスで徐々に実績が付いてくると、クライアント側からスカウトメールが届くことがあります。
これは「スカウト機能」といい、クライアントから高評価のワーカーに直接オファーが来るシステムです。
スカウト機能のメリットは、自分から仕事を探す手間が省けるということ。
依頼された仕事内容に興味があればクライアントと契約してすぐに仕事ができます。
もちろん、気が乗らない仕事や自分には無理だと思えば断ることも可能です。
- クラウドワークスからスカウトがきました!未経験ジャンルだけどやるしかない!
- プロフィールを見たクライアントからスカウトきました
- スカウトされた仕事を納品したら、継続依頼をお願いされました
色んな状況で働ける
クラウドワークスでは在宅ワークの案件が豊富にあるため、子育て中の主婦(主夫)や親の介護をしている人など、外で働かなくても収入を得ることができます。
また、リモートワークのメリットを生かし、海外在住の方が日本の仕事をすることも可能です。
- 子育て中に独学で韓国語を学びクラウドワークスで翻訳の仕事を始めました
- クラウドワークスで中国輸入品の発送を外注化しました
- 介護の体験を生かし、介護施設に特化したサイトの記事作成をしています
クラウドワークスの悪い評判
クラウドワークスで探せるのは在宅ワークが中心ですが、お互いの顔が見えない仕事ならではのトラブルもあります。
クラウドワークスでの悪い評判は主に以下の4つです。
- 手数料が高い
- 相場以下の案件もある
- 仕事内容に相違がある場合もある
- 悪質な発注者も存在する
手数料が高い
クラウドワークスでは報酬が発生した時点で手数料(システム利用料)を取られますが、この手数料が高いと感じるワーカーが多いようです。
▼クラウドワークスのシステム利用料
報酬額 | システム利用料 |
20万円を超える場合 | 5% |
10万円以上20万円以下 | 10% |
10万円以下 | 20% |
タスク形式 | 20% |
上記のように、報酬額が少ないほど手数料が高くなり、報酬額が10万円以下のワーカーは20%の手数料を取られることになります。
手数料は案件ごとに取られるため、最初は少額に感じてもチリも積もれば何とやらで、仕事をこなすほどその額に驚くかもしれません。
そのため、「少額の報酬では稼げない」という口コミが多いようです。
また、この他にも報酬額をワーカーの指定口座に振り込む際の手数料もかかるため、さらにワーカーの取り分は低くなります。
- 継続案件があるが、毎回引かれるシステム利用料がキツい
- 場合によっては手数料が1案件分の額になることもある
- 55,000円(税込)の案件から手数料引いて42,900円しか残らないってエグい
相場以下の案件もある
悪い評判で多いのが、相場以下の案件があるということです。
例えば、データ入力の相場は時給換算で1,000円〜1,400円程度といわれていますが、実際は時給200円程度の案件もあります。
また、Webライターでは文字単価が0.1円〜0.3円に設定しているクライアントも多いです。
未経験者が対象の仕事は低単価が多いため、徐々に実績を上げて高単価の仕事を獲得するしかないでしょう。
- 10〜15分のテロップ入れが100円って、まじでクラウドワークスの案件ヤバい
- 昔ならWebライターデビューするならクラウドワークスおすすめしたけど、0.3円〜とか低単価案件が多すぎる
- 低単価であんなに作業量を求められるとは初めてのびっくり案件だった
仕事内容に相違がある場合もある
クラウドワークスに応募したら、実際の仕事内容と違う提案をされる場合があります。
「未経験でも安心して仕事可能」「1日1時間の作業でOK」などの記載は悪質なクライアントの場合が多いため、応募しないようにしましょう。
このようなクライアントはLINEなど別のSNSへ誘導し、案件とは関係ないサイトに登録させることもあるため注意が必要です。
- 簡単な案件で多くの人を誘い込んで悪質な案件を紹介する業者。募集内容と実際の仕事内容が違った
- 好条件で募集し不採用にして他サイトに勧誘する方がいる
- 応募したら諸事情で仕事内容を変更しますと連絡がきた
悪質な発注者も存在する
クラウドワークスで多い悪質なクライアントは主に以下の3つです。
- 仕事をしたのに報酬を払わない
- 案件に募集したらLINEなどのSNSへ誘導される
- 案件に当選したのに仕事の案内がない
「クラウドワークスで応募したのになぜか別のサイトで応募してくれと言われた」などの勧誘をする悪質なクライアントが多数います。
特にクラウドワークスに登録したばかりの人は、このようなクライアントに騙されやすい傾向があるため注意が必要です。
- Webライターで3000文字×20記事で報酬約1600円という悪質案件
- 友人が副業したくてクラウドワークス登録したのに、途中で連絡途絶える、LINEに誘導されるなどなかなか難しい
- 納品した途端に音信不通になったクライアントが別に仕事募集していた
クラウドワークスに向いているのはこんな人
クラウドワークスを利用したいと考えている人も多いと思いますが、以下の3つの条件にあう人はクラウドワークスに向いているでしょう。
- スキマ時間を有効活用して働きたい人
- 様々なジャンルから案件を探したい人
- フリーランスとして独立を考えている人
順に解説します。
スキマ時間を有効活用して働きたい人
忙しいサラリーマンや主婦(主夫)の方は、副業をするのが難しいという方も多いかもしれません。
実際、アルバイトをするにしても通勤時間や交通費がかかり、本業との両立は厳しいでしょう。
しかし、クラウドワークスなら自宅でできる案件が多いため、まとまった時間が取れない方でもスキマ時間を利用した副業が可能です。
子育て中の主婦(主夫)や介護中の方でも、自分が都合のいい時に仕事ができるため、時間の調整ができるのもクラウドワークスのメリットです。
様々なジャンルから案件を探したい人
クラウドワークスには様々なジャンルの案件があるため、自分にあった仕事が見つけやすいと言えます。
▼クラウドワークスで見つかる案件例
- ホームページ制作
- 動画編集
- Webライター
- アンケート調査(回答)
- 商品の梱包・発送業務
クラウドワークスの仕事はオンラインが中心ですが、中にはオフラインの仕事もあるため、パソコンやネット環境がない方でも仕事探しは可能です。
また、特定のスキルがある人は特化型サイトの利用も検討しましょう。
例えば特化型サイトには「shinobiライティング」や「Conyac(翻訳)」などがあります。
フリーランスとして独立を考えている人
将来フリーランスを目指している人は、クラウドワークスで仕事をするのがおすすめです。
例えば、退職を考えているサラリーマンがクラウドワークスで副業することで、独立できるかを判断するきっかけにできるでしょう。
また、主婦(主夫)の方なら自分の得意なことを活かして副業からはじめ、仕事が軌道にのれば本業として活動することも可能です。
自由な働き方ができるクラウドワークスは、フリーランスを目指す方に最適なサービスと言えるでしょう。
クラウドワークスの登録方法
クラウドワークスはパソコン・スマホどちらでも簡単に無料で登録できます。
▼クラウドワークス登録方法
- クラウドワークスのサイトにアクセス
- 画面右上の「会員登録(無料)」をクリック
- メールアドレスを入力して会員登録する(Google・Facebook・YahooIDでの登録も可)
- 登録したメールアドレスに届いたURLをクリックしアドレス認証する
- アドレス認証が完了したら必要項目(住所・氏名・銀行口座・ユーザー名・パスワードなど)を入力する
- 入力内容に問題なければ「登録ボタン」をクリックして登録は完了です
クラウドワークスでは個人情報を入力しても非公開にすることができるので安心です。
また、プロフィール登録では必ずアイコン画像を入れるようにしましょう。
アイコン画像がないワーカーは、クライアントに良い印象を与えません。
また、「本人確認書類」を提出しているワーカーはクライアントの信頼性が高くなるため、できるだけ提出することをおすすめします。
クラウドワークスで稼ぐために大切なこと
気軽に登録できて仕事が探せるクラウドワークスですが、登録するだけで仕事ができるわけではありません。
お互い顔が見えない状態でやり取りするクラウドワークスでは、報連相が重要なのはもちろん、以下の4つのことに気をつける必要があります。
- プロフィールは手を抜かない
- 適切なコミュニケーションを心がける
- 評価・実績をあげる
- 応募文でアピールする
プロフィールは手を抜かない
クラウドワークスに登録するときに気をつけたいのがプロフィールです。
氏名・住所・ユーザー名などの基本情報だけを入力しその他を空欄にしていると、クライアントからすると「やる気のないワーカー」と思われます。
そのため、プロフィールは基本情報だけでなく、自分のアピールポイントや得意分野、スキルなども必ず記入するようにしましょう。
そうすることで、案件も獲得しやすくなり、クライアントからスカウトされる可能性も高くなります。
適切なコミュニケーションを心がける
リモートワークが多いクラウドワークスでは、適切なコミュニケーションが重要です。
クライアントへの連絡や返信は迅速かつ端的に行い、無駄なやり取りをしないように心がけましょう。
文章だけのやり取りが多いリモートワークでは、リアル以上に社会人としての礼儀やマナーに気を付ける必要があります。
評価・実績を上げる
クラウドワークスで仕事を始める場合、先ずは評価や実績を上げることを目指しましょう。
特に未経験の仕事に応募する場合は、単価の低い案件から数をこなし仕事に慣れることが重要です。
その後は徐々に単価の高い案件にチャレンジし評価と実績を上げることで、クライアントからスカウトされたり応募した案件の採用率も高くなります。
クラウドワークスではワーカーを5つ星で評価する機能があるため、常に5つ星を保つことを目指しましょう。
応募文でアピールする
応募文とは、仕事に応募する際に提出するものです。
自身の自己紹介はもちろん、経歴・スキル・得意分野・応募動機などを記入します。
応募文はクライアントに自身をアピールするために重要な書類のため、クラウドワークスの仕事に応募する時は応募文を丁寧に書きましょう。
理由は応募文の書き方でクライアントの見方が変わるからです。
自身のこれまでの職歴やスキル、資格やアピールポイントなどをしっかり書くことで、クライアントの目に付きやすくなりスカウトが来やすくなります。
クラウドワークスでは応募文用のテンプレートが用意されていますが、オリジナルの文章で応募文を書くことで自身をアピールしましょう。
稼げるのはどんな案件か
クラウドワークスで仕事を始めたけどなかなか稼げないというワーカーも多いです。
未経験な仕事や特別なスキルがないワーカーの場合、おすすめなのが時間単価の案件です。
時間単価案件は単純に決められた時間内に仕事をすればいいので、スキルがないワーカーでも稼ぎやすいと言えます。
逆に固定報酬案件は、特別なスキルがあるか経験豊富なワーカー向けです。
また、安定して稼ぐなら「継続あり」や「長期案件」を狙いましょう。
単発案件は毎回仕事を探す手間があり、その度に応募文も書かなければいけません。
継続案件を獲得できれば、安定した収入を確保できるだけでなく、クライアントとの信頼関係も生まれます。
クラウドワークスでトラブルにあったときの対処法
ネット上でやり取りをするクラウドワークスでは様々なトラブルも起こります。
例えば、「仕事を完了したのに報酬が支払われない」「作業中に突然連絡が取れなくなる」「別のサイトへ誘導された」など、悪質なクライアントが一定数いるのも事実です。
このようなトラブルの対処法としては、以下の方法があります。
- 契約を強制終了させる
- 運営側に報告する
クラウドワークスでは契約中に何らかのトラブルに見舞われた場合、契約解約も可能です。
また、悪質なクライアントに遭遇した場合には運営側へ報告することでそのクライアントに対し、警告や掲載禁止などの措置が取られます。
その他には、クラウドワーカーが集う掲示板「みんなのお仕事相談所」で相談してみるのもいいでしょう。
クラウドワークスはとりあえず登録して損はない
クラウドワークスはネットで仕事を探す特性上、様々なトラブルもありますが、基本的に登録して損はないと言えるでしょう。
なぜなら、自分のスキルや得意分野にあった仕事を探すことが可能だからです。
クラウドワークスには250種類の仕事があるため、どんな方でも仕事ができるチャンスがあります。
現在、フリーランスを目指している会社員や副業を考えている主婦(主夫)の方は、クラウドワークスに登録することから始めてみましょう。
クラウドワークスにまつわるQ&A
ここでは、クラウドワークスに関する疑問にお答えします。
ランサーズとどちらがおすすめ?
両方登録しておくのをおすすめします。
クラウドワークスとランサーズはどちらも無料で登録できるクラウドソーシングです。
両方登録しておくことで、仕事の選択肢が広がり、仮にクラウドワークスでいい仕事が見つからなくても、ランサーズで好条件の案件が見つかる可能性もあります。
実際に両方登録しているワーカーは多く、2か所で収入を得ている人がいるのも事実です。
また、クラウドワークスとランサーズ両方で求人を掲載しているクライアントもあるため、両方登録することで継続案件を受注できれば、より安定した収入が見込めるでしょう。
クラウドリンクス(CrowdLinks)とは?
クラウドリンクスとは、クラウドワークスが運営するトップ企業出身者と企業をマッチングするサイトです。
利用方法はクラウドワークスとほぼ同じで、無料登録したら企業のプロジェクトに参加するか、企業からのスカウトを待つだけでOK。
クラウドワークスが誰でも登録できるサービスに対し、クラウドリンクスの登録者の多くは上場企業に勤めている会社員です。
そのため、応募できるのはハイクラス人材に限られますが、リモートワークの他、リアル出社の案件もあります。
クラウドソーシングの今後は?
日本では2012年に市場規模が約100億円だったクラウドソーシングは2017年には約140倍の1.4兆円になり、需要は右肩上がりです。
日本の伝統だった終身雇用制度は今や過去の話になりました。
長年続く不景気の影響で副業をする人が増えており、今後もクラウドソーシングを利用した働き方は増えていくでしょう。
また、クラウドソーシングを利用するワーカーも自由な働き方をするためにはスキルや資格の取得が必要になりそうです。