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フリーランスのメールアドレスについて解説した記事です。

フリーランスのメールアドレスにGmailは不向き!おすすめドメインから作成方法までを徹底解説

この記事の監修者
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新田 陸人
フリーランスWebエンジニア。前職は化学メーカーの工場勤務。 在職中の2018年にプログラミング学習を始め、2019年にフリーランスとして独立。 使用言語は、Ruby on Rails・Vue.js・React.js。 2021年からWebライターとしても活動を始め、2022年にCIRANUIに参画。 現在はWebエンジニア・ライター・ディレクターとして活動中。

フリーランスになると必ず必要になるのがメールアドレスです。

クライアントとのやり取りはもちろん、仕事で使うツールやソフトなどの購入にもメールアドレスは欠かせません。

そして、仕事とプライベート両方でGmailを使っている方も多いでしょう。

Gmailは無料で使えるため、フリーランスに関わらず多くの人が利用しています。

しかし、フリーランスがGmailを使うのはあまりおすすめできません。

それはGmailを使うことで、様々なデメリットがあるからです。

そこで今回は、フリーランスにGmailが不向きな理由やおすすめの有料ドメインを紹介します。

フリーランスに仕事用のメールアドレスは必要

フリーランスには仕事用のメールアドレスが必要であることを解説します。

フリーランスとして活動するなら仕事用のメールアドレスは必須です。

その理由として以下の3つがあります。

  • クライアントとのやり取りのため(ChatWorkやSlackなどの連絡用ツール)
  • 仕事で使うソフトや備品などの購入のため
  • 名刺に記載するため

会社員は会社用のメールアドレスがあるため、仕事で個人用のメールアドレスを使うことは少ないでしょう。

一方、フリーランスの場合は仕事でも個人用のメールアドレスを使っている人も多いのではないでしょうか。

最初はそれでもいいですが、徐々に仕事が増えてくるとクライアントからのメールも増えてきます。

そのため、プライベートのメールと混同し、重要な仕事のメールを見逃す可能性もあります。

そのようなことを防ぐため、フリーランスになったら仕事とプライベートのメールアドレスは分けておいた方がいいでしょう。

また、仕事用のメールアドレスを名刺に記載することで、クライアントに対する信頼性が増し、案件獲得がしやすくなります。

フリーランスのメールアドレスは独自ドメインがおすすめ

フリーランスのメールアドレスは独自ドメインがおすすめであることを解説します。

フリーランスが使うメールアドレスは、Gmailのような無料アドレスではなく、独自ドメインのアドレスを利用するのがおすすめです。

独自ドメインとは、@以降に表記されている部分を指します。

Gmailの場合、「@gmail.com」はGmailの共有ドメインであり、独自ドメインではありません。

ちなみに、@より前の部分を「ユーザー名」、gmail.comの部分を「ドメイン」といいます。

Gmailではユーザー名(@より前の部分)は無料で自由に設定できますが、「@gmail.com」は共有ドメインのため、ユーザーが勝手に変えることはできません。

この「@gmail.com」にあたる部分を独自ドメインにすることで、クライアントからの信頼性を積み上げることができるのです。

独自ドメインはGmailと違い有料になるため維持費がかかりますが、維持費をかけても利用する価値は十分にあるといえるでしょう。

フリーランスに無料メールアドレスはおすすめしない

フリーランスに無料メールアドレスはおすすめしないことを解説します。

では、どうしてフリーランスにGmaiはおすすめできないのでしょうか。

Gmailは誰でも簡単に取得できるフリーメールアドレスのため、迷惑メールが送られやすいデメリットがあるからです。

迷惑メールが多いと、大事なクライアントからのメールを見逃す可能性もあります。

また、GmailはGoogleサービス用のIDとしても使われることが多いため、セキュリティ面で不安があり、クライアントからの印象が悪くなりやすいといえるでしょう。

その他、以下2つの点でGmailはおすすめできません。

  • 無料のフリーメールは信頼度が低い
  • キャリアメールは容量が少なすぎる

順に解説します。

無料のフリーメールは信頼度が低い

GmailやYahooメールなどのフリーメールは無料で取得できるメリットがある反面、利用者が多いため、悪質業者からの迷惑メールやスパムメールが届きやすいのがデメリットです。

クライアントとしても自社に悪影響が出る可能性があるため、フリーメールを一括受信拒否設定している場合もあります。

仕事の連絡でクライアントにメールを送っても、相手が受信拒否していたら意味がありません。

このようなことから、クライアントの信頼度が低くなり自身の仕事にも悪影響になるため、フリーメールの利用は控えた方がいいでしょう。

キャリアメールは容量が少なすぎる

キャリアメールとは、携帯電話会社が提供しているメールアドレスのことで、「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@i.softbank.jp」などのことです。

これらのキャリアメールは1日あたりの送受信量が決められており、容量はあまり大きくありません。

▼キャリア別メール送受信容量

キャリア名 1メールあたりの送信量 1メールあたりの受信量
ドコモ 最大10MB 最大10MB
au ・本文最大10KB

・添付ファイル最大2MB

・本文最大1MB
・添付ファイル最大2MB
ソフトバンク ・最大2MB(Android)

・最大3MB(iPhone)

・最大2MB(Android)

・最大3MB(iPhone)

楽天モバイル 最大25MB 最大50MB

参照:楽天モバイル「モバ活」

クライアントとのメールでは添付ファイルの送受信も多くなるため、容量制限があるキャリアメールはフリーランスは使わない方がいいでしょう。

独自ドメインのメリット

独自ドメインのメリットについて解説します。

Gmailなどのフリーアドレスは無料で使える反面、セキュリティ面や迷惑メールが送られるなどのデメリットがあるため、おすすめできません。

そのため、フリーランスになったら独自ドメインの取得を強くおすすめします。

フリーランスに独自ドメインをおすすめするメリットは以下の4つです。

  • 信頼度が上がる
  • 自分専用のメールアドレスが持てる
  • 複数のメールアドレスを作りやすく管理しやすい
  • ホームページのSEO評価に効果的

順に解説します。

信頼度が上がる

フリーランスが独自ドメインを使う最大のメリットは信頼度が上がることです。

独自ドメインは有料のため、Gmailのような無料で使えるメールと違いコストがかかります。

そのため、仕事に対する真剣さがクライアント側にも伝わり、信頼度が上がるのです。

そして信頼度が上がれば、獲得した案件の継続もしやすくなるでしょう。

また、オリジナルのアドレスにすることで、自身の認知度も上がります。

例えば、仕事に関する文言の一部をメールアドレスに入れると相手が覚えやすく、営業効果も高くなります。

自分専用のメールアドレスが持てる

自分専用のメールアドレスが持てると、フリーランスとしての自覚と自身のモチベーションもアップします。

また、自身のブログや名刺にオリジナルのアドレスが載っていると、クライアントの目に留まりやすく、セルフブランディング(自身のブランド化)にもなるでしょう。

会社に属さないフリーランスだからこそ、唯一無二のメールアドレスで自信をアピールすることはとても重要です。

複数のメールアドレスを作りやすく管理しやすい

独自ドメインを持っていると、複数のメールアドレスが設定できるのもメリットです。

例えば、お問い合わせ用に「info@」で始まるメールアドレスや、「goirai@」などオリジナルの文字列を入れることもできます。

Gmailなどのフリーメールでも個人が複数のメールアドレスを持てますが、1アカウントに1アドレスという仕組みなので、メールアドレスごとにログインしないといけません。

しかし独自ドメインなら、ひとつのアカウントでメールが管理できるため、大事な仕事の連絡も見逃しにくくなります。

ホームページのSEO評価に効果的

独自ドメインはメールアドレスだけでなく、自身のホームページやブログのURLにも使えることもメリットといえます。

なぜなら、ホームページやブログのURLに独自ドメインを使うと、SEOに効果が出る可能性があるからです。

SEOとは「検索エンジン最適化」の意味で、Googleなどの検索で上位表示されるようにする戦略のひとつを指します。

もちろん、無料ブログなどのドメインも使えますが、独自ドメインと比べるとSEO効果は薄く、上位表示しにくいのが現状です。

独自ドメインを自身のWebサイトに使って上位表示されれば、認知度が高まり仕事の依頼が増える可能性もあります。

独自ドメイン取得・維持には費用がかかる

独自ドメインの取得・維持には費用がかかることを解説します。

独自ドメインを持つデメリットとしては、維持管理に費用がかかることです。

とはいえ、その費用は年間で1,000円台と安く、コスト的には大きな負担にはならないでしょう。

フリーランスが利用するなら「.com」「.jp」「.net」 が一般的で、取得するドメインによって価格は変わります。

ちなみに、「.co.jp」は日本企業のみ登録可能で、フリーランスは利用できません。

独自ドメインを提供する会社は多く存在するため、複数比較し自身にあったサービスを選びましょう。

メールアドレスの作成4ステップ

メールアドレスの作り方を4ステップで解説します。

これから独自ドメインの利用を検討している方向けに、この章では、独自ドメインでメールアドレスを作成するステップを紹介します。

独自ドメインでメールアドレスを作成する4ステップは以下の通りです。

  1. レンタルサーバーの業者を選ぶ
  2. ドメイン名を決める
  3. ユーザー名を決める
  4. サーバーを契約する

順に解説します。

レンタルサーバーの業者を選ぶ

独自ドメインを取得するには、まず最初にレンタルサーバー業者の選択をしましょう。

現在日本には100社以上のレンタルサーバー業者があり、どこにするか悩むかもしれません。

そんな方には、ネットで検索し上位表示されている大手業者を選ぶことをおすすめします。

なぜなら、ネットで上位表示される大手業者はユーザー数が多く、評判もいいからです。

また、お試し期間やドメイン取得サービスがある業者を選ぶのもいいでしょう。

ドメイン名を決める

フリーランスにとって、ドメイン名はビジネスをしていく上で重要です。

一般的には屋号をそのまま使うケースが多いですが、ひと目で業種が分かるドメインや、相手に分かりやすいドメインにするようにしましょう。

長い文字列や業種が分かりにくいドメイン名すると、クライアントに伝わりにくいため仕事の獲得に影響が出る可能性があります。

また、ドメイン名を決めたら、必ず業者のサイトでそのドメインが使用されていないか確認しましょう。

もし、すでに利用されていればそのドメインは使えないため、別のドメイン名にする必要があります。

ユーザー名を決める

ユーザー名とは「@」より前の部分のことで、ドメイン名と同様、分かりやすい文字列にすることが重要です。

ただし、ユーザー名はドメイン名より長く設定できるため、自身をアピールする具体的な文字列にするといいでしょう。

ユーザー名を決めるポイントは以下の通りです。

  • 文字列は長すぎないようにする
  • 職種や名前を入れる
  • 文字列はローマ字にする(日本語はNG)
  • 複雑な文字列は避ける

例えばブログを運営しているならブログ名を入れたり、Webライターならペンネームを入れるといいでしょう。

そうすることで、クライアントにも分かりやすくスムーズなやり取りがしやすいといえます。

サーバーを契約する

ドメイン名とユーザー名が決まったらいよいよサーバー契約です。

サーバーとはメールアドレスを送受信するために必須なコンピューターのこと。

ドメイン業者と同様、様々な業者がありますが、基本的にはドメイン業者と同じ業者で契約することをおすすめします。

もちろん、ドメインとサーバーを別の業者で契約することも可能ですが、費用が高くなったり管理に手間がかかったりするため、おすすめしません。

大手の業者にはサーバーを契約するとドメインが無料で取得できるところもあるのでチェックしてみましょう。

フリーランスで使える独自ドメインにおすすめ業者4選

フリーランスで使える独自ドメインにおすすめ業者を4つ紹介します。

ここではフリーランス向けの独自ドメイン業者を4社紹介します。

どれも認知度が高く、多くのフリーランスが利用しているのでおすすめです。

  • お名前.com
  • さくらのドメイン
  • ムームードメイン
  • Xserveドメイン

お名前.com

お名前.com」は、契約者数3,100万件以上の国内シェアNo. 1のドメイン登録サービスです。

レンタルサーバーと同時契約すると、ドメイン登録料が無料になり、さらにサーバー費用も最大2ヶ月間無料になるため大変お得です。

また、レンタルサーバーを契約している間のドメイン利用料は永久無料(レンタルサーバー代は別途必要)。

解約しない限りずっと無料でメールアドレスが使え、しかも更新料も必要ありません。

登録できるドメインは「.com」「.net」「.org」など13種類から選べるため、ほとんどのフリーランスが利用できます。

さらに、24時間365日無料の電話サポートや、サーバー稼働率99.99%で災害や停電にも強く安定した稼働でトラブルも少ないです。

さくらのドメイン

さくらのドメイン」は、独自ドメインとレンタルサーバーの連携が強力なのが特徴で、初期費用は無料で、登録すると最大2週間のお試し期間があります。

ブログや専用サイトを作成するなら、サーバーとドメインがセットになったスタンダードプランがおすすめ。

36ヶ月(3年)契約なら、利用料はわずか4,578円(月換算128円)と非常にリーズナブルです(更新料はドメインによって別途必要)。

また、ブログやサイト作成に欠かせないWordPressが使えるため、契約するとすぐに自身のWebサイトの作成ができます。

さらに、メールアドレスも無制限で利用でき、独自ドメインも最大20個設定できるため、複数のドメインを利用したい人には最適なサービスです。

ムームードメイン

ムームードメイン」は画面や取得方法が分かりやすく操作もしやすいのが特徴です。

メールアドレスだけの取得もできますが、レンタルサーバーと取得ドメインがセットになった「ムームーサーバー」がおすすめ。

ムームーサーバーなら無料でWordPressが使えるため、専用サイト・ブログ・メールアドレスの作成が一括で完結します。

取得できるドメインは人気の「.com」「.jp」など45種類以上から選択可能で、ムームーサーバーと一緒に契約すると取得費用も無料です。

さらに条件を満たす契約なら更新費用も無料になります。

契約は1ヶ月ごとの更新(月額1430円:税込)なので、初心者も始めやすいといえるでしょう。

Xserverドメイン

Xserverドメイン」は、取得や更新費用が国内最安値で、ドメインは「.com」「.jp」「.net」などが1円から取得可能です。

また、ローマ字だけでなく、日本語や都道府県名ドメインの取得もできます(価格はドメイン名によって変わります)。

さらに、国内シェアNo. 1のエックスサーバーと一緒に契約すると、最大2つのドメインが永久無料になるため、複数のサイトやメールアドレスを利用した人におすすめです。

エックスサーバーはシェアNo. 1だけでなく通信速度の速さでも定評があるため、ブログやサイト運営者からも高評価を得ています。

費用は、エックスサーバーとドメイン2つの連携で月額693円(税込)から利用可能で、最初の10日間は無料で利用できます。

また、維持管理費や余計なオプション費用は必要ありません。

フリーランスは独自ドメインのメールアドレスで信頼性を得よう

フリーランスのメールアドレスについて解説した記事のまとめです。

フリーランスになりたての頃は、独自ドメインの取得を意識しない人が多いかもしれません。

しかし、個人で事業をやっていく上で、独自ドメインの取得は必須です。

独自ドメインを持っていれば、名刺にアドレスを記載したり、自身のWebサイトやブログでもアピールしたりできるため、仕事の獲得に有利といえるでしょう。

また、独自ドメインを持つことで、フリーランスとしての自覚とモチベーションが高まり、クライアントからの信頼度もアップします。

独自ドメインの取得は、サーバーと一緒に契約すればお得な費用で利用できるので、大きなコストにはなりません。

現在、Gmailを利用しているフリーランスの方は、独自ドメインの取得を検討しましょう。